Buongiorno a tutti Come state?
みなさんこんにちは!おりべのcuoco森川です。
秋も深まり登山シーズンも終わりを迎えますね。意外と好評な親子登山シリーズ 今回は待望の常念登山編を皆様にお送りいたします。
では、お楽しみください。
昨年の体育の日に
蝶ヶ岳登山を初めてした息子。(写真は、昨年の蝶ヶ岳山頂のもの)
その時に、来年は常念岳に登ろうって約束をしました。
息子には是非とも常念岳に登ってほしかった・・・・
その理由は、松本から一番大きく綺麗に見える山だからです。
何か悩んだ時に、あの山に登ったんだって、思える自信を掴んでほしかったからです。
では、常念岳登山日記の始まりです!
前日、お店の営業終了後に車で常念岳の登り口、一ノ沢に向かいます。
そして、車の中で息子の好きな豚汁とおにぎり、ヤクルト、みかん、魚肉ソーセージを食し6時にスタートです。
やはり、前回のスタミナ切れが心配だったので、今回は前夜、当日の朝食と、とにかく息子の好きなものを食べさせました。
それでも眠いらしく、なんか眠いアピールがすごい・・・
思い返せば、自分も子供のころはスロースターターでした。父に「しっかり歩け」って言われていたような気がします。
そりゃ眠いですよね。普段はまだ寝ている時間ですから。
「ほ~ら、熊出没注意だって!熊のポーズで写真撮ろうよ!」とか、「山の神に来たよ!大きな木だね~!」と言っても反応は薄い。
気持ちが入らずにフラフラ歩いたり、無駄にゆっくり歩いて、歩く時間が長くなることはスタミナを消費しかねない・・・
「しっかり歩かないなら帰るよ。」 と言うしかありませんでした。
ちなみに、明日は学校に「登山でお休みします。」と言ってあるだけに、「帰るよ」の一言は、息子にとっては
「やべ~、あしたお休みがなくなる~」
というのを連想させるためかなり効果的でした。
そんな言葉が通じたのか?それとも1時間ほど歩いて目が覚めたのか?徐々に元気が出てきました。
大人もそうですが、子供はやる気一つでポテンシャルが全然違ってきます。その為、いろんな所に息子のやる気スイッチを隠しておきました。
やる気スイッチ、その1 「腕時計」 お父さんと同じような形の時計(ドン・キホーテで780円)購入!
息子に、「次の休憩時間になったら教えて」と伝えました。さっそく新しい時計が使えるのと、ペース配分に効果的でした。
また、「あと何分」攻撃にあわずに済むという、予想外の効果も!
やる気スイッチ、その2 「おやつ」 やっぱり食べ物は効果的でした。できるだけ息子の好きな物をチョイスする事が大事です。
ちなみに、今回選んだおやつは、味覚糖 Cケアジューシーコラーゲン フルーツアソート 、UHA味覚糖 リセットレモングミ 50g、トップバリュ 氷砂糖 115g、山崎 薄皮つぶあんぱん、ぷるんと蒟蒻ゼリー パウチ アップル+グレープ、魚肉ソーセージ、みかん、森永ラムネ、・・・・などなどです。
どれも美味しいし、かなり行動食としては良いチョイスだったと思います。
余談ですが、自分は練乳を持っていくのが好きでした。パンに塗ったり、コーヒーに入れたり、時には直接摂取したりと・・・・
そして最大のやる気スイッチ、
やる気スイッチ、その3
新しい山靴です。
前回の焼岳登山の反省を活かして奮発しました。でも、結果論ですが一ノ沢からの登り道は、所々ぬかるんでいたり、湧き水の通り道になったりしているので、防水性の高い靴で大正解でした。
それでも、登り始めて4時間が過ぎたあたり・・・常念小屋までのルートでは最大の急登「胸突き八丁」に到達しました。
胸突き八丁?なんの事?ってなる人も多いと思いますが、胸突き八丁とは登山用語で急な登りの続く難所に使われることが多いです。
もともとは富士山への登山で、頂上まで残り八丁(872m)になるととても険しい道になり、胸を突き上げるほど苦しいことから、”胸突き八丁”の言葉が生まれたとか・・・・
この胸突き八丁を超えると最終水場があり、そしてあと一踏ん張りで常念小屋です。
登山道に小川は入ったりと大変でありますが、常念岳は水の補給がしやすい山である事は大変有り難い事ですね。
ここで、予想外のやる気スイッチが・・・・
今まで、抜かれるばかりの息子が、先の登山者を抜きました。
なんか、内心嬉しかったようで、抜いた後足に力が戻ったように思えました。
また、ここから小屋まで第一~第三ベンチがあり、「あと何メートル」とかもわかるのも、一踏ん張りに繋がりました。
そして、11時ごろ!とうとう常念岳の小屋に到着しました。
常念岳も蝶ヶ岳と同じ東側から登る山で、登り切った瞬間に目の前に広がる大パノラマが楽しめます。
到着時間も予定通り!ここまでは順調です。
ここでお昼ご飯を食べてから、息子の体調を見ながら山頂へ行くか判断したいです。さあ、息子は頂上にたどり着いたでしょうか?
本日はここまで・・・・長々とお付き合いありがとうございました。
この続きは、また時間があるときに・・・・