2016年08月26日

回復 健康 サルーテ!!(2015年2月26日のイタリア留学日記より)

またまた、随分と期間が開いてしまったイタリア留学日記です・・・・・日記は書いてあるんですが、ブログにするのはなかなか・・・・そんなイタリア日記でも楽しみにしてくれているお友達もいるので、完走めざして頑張ります。
今回の日記は、体調崩した後の日記です。さてさて、留学先で体調不良・・・その後どうなったのでしょう・・・

il 26, Febbraio, 2015
2月26日  2015年
崩しかけた体調がだいぶ復活してきました。




出国前から、ジムで泳いだり走って基礎体力をあげておきました。
きっと、そのおかげで重症化することなく復活したのだと思います。

また、こっちにきてからも、朝、日が昇る前から走る事が多かったです(時差で早く目が覚めてたのもあったけど・・・)
でも単純に、こっちの風景を見ながらのランニングも気持ちよかったというのが一番の理由です 。


特に、小高い丘の上から見下ろすルッカの町並みは最高でした。

なので、体長不良の時に走らず休むことで体の回復力が上がるんでしょうね。
適度の運動、現場に戻ると長時間労働で辛くなるけど必用だなぁーって実感します。



ただ、体長不良の原因にどうやら花粉症もあるみたい。

こっちは大丈夫だろうと思い込んで花粉症の薬を持参しなかったけど、やっぱりなるんですね。


イタリアでも花粉症。


そういえば、ゴッホの絵画でよく登場する糸杉。そして、たくさん生えてるじゃん。 杉・・・・
見てる分には、絵になって美しいのですが・・・

さて、ここで小話を。

花粉症でくしゃみがよく出ますが、イタリアではくしゃみをすると、

『サルーテ!! (SALUTE!!)』

と、誰かが言います。

最初意味がわからなかったけど、直訳すると

『健康』

って意味です。なので、

『お大事に!!』

ってところでしょうか?

この前、街中でくしゃみしたら、見ず知らずのの人が‘’SALUTE!‘’と。

ご心配ありがとうございます。

誰にでも気さくな愛すべきイタリア人。

Grazie!

もう一つ、小話を・・・・

イタリア人は、あまりマスクをしません、マスクは重病人がするもののイメージがあり、マスクをしていると「エボラか?」なんてからかわれたりもしました。

そんな、冗談の好きなイタリア人へ

Amore‼


さてさて、ここまでが日記なんですがこの日記を書いたのは、実は帰国して一週間が過ぎてから書き直したものがありました。 なので、その後の心境も書き込んでありました・・・

書き加えた日記・・・

仲良くなったたくさんのイタリアの友達とは、飛行機で十何時間の距離。
十何時間ではあるけれど、立場上簡単に作れる時間でもない・・・・
きっと、中には二度と逢えない友人もいるんだろうな・・・そんな感情が襲ってきて凹み気味でした。

でも、何気ない会話から出た友人が言ってくれた言葉に少し心が救われました。

『海がない国はあるけど、空がない国はない…
空は本当に世界中とつながっています。』

ですよね。ちゃんと繋がっています。
Arrivederciって言って別れたんだもん。
写真はイタリアの空です。 ただ、何気なく撮った空の写真・・・・でも、時が過ぎるとそんな一枚でも特別な意味を持つ写真になるんですね・・・




では、みなさんciao! ciao!!

と・・・・・・・・書いてありました。

そうですね。Facebookでイイネってボタンを押すだけでも、つながっているお友達がいるし・・・・絶対にまたイタリア行きたいし・・・でも、そのためには、もう少しだけ言葉を勉強して、「私はイタリアが大好きである」って事と「ありがとう」気持ちを伝えれるようにしたいです。

そして、せんじつおきたアマトリーチェの大地震・・・もう他人事とは思えない気持ちです。
1日も早い復興を願うばかりです。  
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Posted by ろっきー at 11:11Comments(0)イタリア留学日記

2016年05月17日

おススメの持ち物(2015年2月25日のイタリア留学日記より)

本日もイタリア日記を更新します。
前回の日記では体調を崩してしまい、どうにもパワーが出ない・・・・そんな日記でした。
病は気から・・・なんていいますが、やっぱり海外で体調を崩すと不安になってしまいます。
常備薬はもちろんですが、ロキソニンなどの鎮痛剤、後は葛根湯などのエキナセアみたいな免疫を高める薬も合わせて持っていくといいです。

さて、今回の日記にも常備薬以外にも持っていき役に立った持ち物の事が書いてありました。


il 25, Febbraio, 2015
2月25日
今日も、かなり体調は不調です。
なんか切ないですね。
やりたいことや、食べたい物がいっぱいあるのに体がついてこないってのは。

若い頃は、心技体のうち体だけだったけど、最近は体が最初にノックアウト。
なんとも悲しいところです。

今、一番食べたい物。
温かい鍋焼うどん。しかもちょっと煮込みすぎたやつ。

やりたいこと、ぬるい温泉に入って、のびーってしたい。

とりあえず、インスタントのお味噌汁が体に染み込むね~!!

こっちにきて(と、いいますか、出国前から)日本人と思われない顔立ちですが、やっぱり日本人なんですね。

ついでに、こっちのスーパーで売っていたカップ焼きそばも食べてみましたが・・・・・う~ん
たぶん、ほぼ化学調味料ゼロの生活をしているせいでしょうか?味が濃すぎるように感じてしまいました。

さて、今回の留学の前に持ち物について、卒業生からのアドバイスがありました。

それは、体を洗える大き目なタオルです。シャワーだと身体を洗った気がしないという理由でした。
なので、ザラザラしたナイロン製の体洗い専用のタオル(大き目)を持参しました。

いやーさすがセンパイ。奥が深いっす。このタオルのおかげでなんとかお風呂の欲求をおさえられてる気がします。

軽いし、すぐに乾くし、コンパクト。
皆さんにも長期海外に滞在予定の人にはオススメです。

明日には復活したい。

それでも本日も、夜の料理教室に参加しました。
今回の料理でパスタはPici(ピーチ)というトスカーナの古典的な手延べのパスタです。セモリナ粉を入れないので、うどんのような味と食感です。

このパスタの授業は、毎回盛り上がるんです。
皆さん、総出で楽しそうにパスタを伸ばしていました。

すると、大量に出来上がるPici(ピーチ)・・・・思ったより重量感がありお腹に溜まる。


Mangia!!!! maaaaangiaaaa!!!!!!!(マーンジャ、マーンジャ)と言われながら料理を皿に盛られる・・・

かなり苦しかった。でも、食べる事が仕事なんです。ご馳走さまでした。
ただ・・・・もし、そこにお醤油があれば、Pici(ピーチ)にかけたい。そう心の中で思いました。   
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Posted by ろっきー at 11:11Comments(0)イタリア留学日記

2016年05月15日

体調を崩しちゃった。(2015年2月24日のイタリア日記より)

あいもかわらず、ブログを連投したかなぁ~?と思うと、二週間ぐらい放置・・・・そんなマイペースで書いていますが、未だにイタリア留学日記が終わっていませんね。

そんなわけで、本日はイタリア日記の前回の続きをアップします。
タイトルは「体調崩しちゃった。」となっています。

なんだかんだ、イタリアでの生活も20日が過ぎ、休日はとにかくお出かけし、授業の後の料理教室もお願いして助手をさせてもらう・・・さすがに40過ぎたオジサンにはちょっとオーバースペックだったかもしれませんね。

ではでは・・・・・

il 24 febbraio 2015

2月24日

本日体調がイタリアに来てから一番悪いです。
凹むなぁー。

でも、常備薬持ってきたから良かったけど、知らない土地で病気になると本当に不安ですよね。

本日の授業でリゾットを作りました。

うーん。

やっぱ、お米おいしい。


イタリアに来て以来、究極にお米を使った料理が食べたいかって聞かれると、案外平気なんです。
だって、イタリア料理って美味しいんですもん。でも、こうやって久しぶりにお米を食べるとホッとするんですね。

また、特に日本食に欲求がわかないのは、気候や環境、風土や今、食べている物とかが影響しているのかもしれません。
暑いインドで食べるなら、カレーが美味しい・・・みたいに、その土地で発展した料理とは、その土地の風土に合った料理なんだと思います。


さらに、この日のメニューは前菜に生魚のカルパッチョを作りました。

薄くスライスするために、わざと凍らせるところとかは、日本人には抵抗のある調理法かもしれません。
でも、お刺身みたいな物を食べるのも懐かしかったです。
ちなみに、イタリアでもお寿司ブームなんですが、生徒さん達の中ではおよそ二割ぐらいの人が生魚に抵抗がある感じでした。

イタリアで料理を習っていて感じる事・・・この国の食材は味が濃いんです。

なので、旨味を複合的に合わせてしまうと、飽きてくるように感じます。できるだけシンプルに・・・
また、お野菜も本当に甘味が強いので、お砂糖を入れる調理法も合わないような。

そんなわけで、日本に帰ったら濃い味のお野菜を作っていらっしゃる農家さんも探してみようかな?

本日も、授業の後に地元の人の料理教室があります。
これ、終了するの23時過ぎちゃうんですね。

でも、この限られた時間。やっぱり調理助手として参加します。

おしまい・・・・




久しぶりに、読み返してみました。あ~・・・そーいえば・・・ってなりますね。
でも、やっぱり、もう一度同じことができるか?と聞かれたら、あの時間は二度と手にはいりません。体調を崩したけれど、それでもその時できる事をやり抜いた事は、帰国した後に後悔しませんでした。

でも、もし、出国前にもっとイタリア語を勉強しておけば・・・という事に関しては後悔してます。

ひょっとしたら、このブログを今後イタリアに留学に行くという人が読むかもしれません。後悔の無いよう頑張ってくださいね。  
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Posted by ろっきー at 15:15Comments(0)イタリア留学日記

2016年03月06日

「新鮮な感覚」(2015年2月23日のイタリア日記より)

しばらくブログの記事がイタリア日記から遠ざかっていたら、とうとう一年以上前の出来事の日記を更新することになってしまいました。
かなり前の日記なんですが、それでもひょっとしたら今後イタリア留学する人のお役に立てる可能性もあるのでボチボチ更新していきます。

本日の話題は同じ班のアントニオがドライブに連れ出してくれた日記です。きっと、初めて松本に来た外国人を松本城とかに案内しても喜んでくれると思いますが、案外ヤマダ電機やツルヤとか普段自分たちが行くところに行っても楽しいんじゃないんでしょうか????そんな体験のお話し・・・・

2月23日
il 23,febbraio 2015

同じ班のアントニオが授業後にドライブに連れ出してくれた。
住んでいるのはピサよりやや西側の海寄りの町。

彼らには日常でも、自分には新鮮な風景。 ただ車に乗って風景を見ているだけでも楽しかったです。

大きな業務用のスーパーマーケットに入ったけど、ここでも並々ならぬ食にこだわるイタリア人の感覚に脱帽でした。

ミキサーにコンベクションオーブン・・・・コックコートに食器類・・・・レストランで必要なものは全部そろいます。


食材も野菜、肉、そして鮮魚から加工品までなんでもあり、こんなスーパーマーケットが日本にあったら毎日日悩まずに替わりメニューとか簡単にできちゃいそうですね。


チーズコーナーもすごい種類


生ハム貯蔵室とかもめちゃくちゃ広いので、チャンバー冷蔵庫に入り口の防寒用のジャンバーを着て入る感じです。

奥のお肉は牛、豚、鶏、鴨、羊、ウサギ・・・・・・などなどが塊で売っています。


生ハムもごろごろ


もっともっとゆっくりスーパーのものを見たかったのですが、あくまでも彼らにとっては日常。
なのでサラリと見学してスーパーマーケットを出ることに・・・・・・(ゆっくりしたかったのに~と嘆く)

そのあと、海岸にいきました。
海岸は砂浜のビーチでなく、白く綺麗な石が転がる海岸でした。
そのまま、日本のホームセンターで売ってそうな石がゴロゴロ。夏場は海が真っ青になって白い海岸が続くとか・・・・・・・・・・いいなぁー
 

岐阜県で育ち、長野県で暮らす自分は、海を見るだけで特別なお出かけをした気分になれる。
それは、九州、沖縄の人が積雪のあるギザギザにとんがった山並みを眺める感覚に近いのかな?

あと少しで日没、わーい、海に沈む夕陽が見れると思ったら、
『帰ろう!』
って、言われた。あくまでも、日常なんですね。

少しでも引き延ばし作戦に出た自分。カフェ行こうよ。
と、言ってみる。が、エスプレッソ一杯では時間の引き延ばしにも限界があり、あとちょっとのところで車に乗車。



ってなわけで、また会おう!
イタリアの地中海の夕陽

なーんて。


Grazie mille!!!!! Antonio.
Sei molto gentile!!!!  
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Posted by ろっきー at 11:45Comments(0)イタリア留学日記

2016年02月21日

ヴィアレッジョのカーニバル その3

最近、すこしあたたかくなりましたが、朝晩の冷え込みはまだまだありますね。
インフルエンザが流行っていますがご自愛ください。
日本では予防や花粉対策にマスクをよくしますが、イタリア人はあまりマスクしません。マスクは重病の人がするみたいな感じで、マスクをしていると「エボラか?」ってからかわれました。
ちなみに、今回のブログでも登場するヴィアレッジョは松本よりも随分暖かい気候でした。

では、今回もヴィアレッジョのカーニバル日記の続き
ヴィアレッジョのカーニバル その3


天気予報では雨の予報でしたが、どんどん空は青くなってきました。 
それと同時に、みんなのテンションも高くなり、とにかく楽しい。


同じカーニバルでもヴェネチアのカーニバルは芸術性が高い雰囲気(行ったこと無いのでイメージです)でも、ヴィアレッジョのカーニバルは楽しさを追及したカーニバルという雰囲気で、芸術的な物、メッセージ性の高いもの、ただ、お馬鹿な物、そして社風をおかしく表現したものなど、チームによって様々でした。
でも、何故か首相のレンツィ氏はいじられまくりでした。
 


今回のカーニバル、下調べもなくヴィアレッジョへ向かったため、朝の八時に到着しました。
楽しいとはいえ、カメラ三台持って交換レンズも持って、ダラダラ六時間以上歩くとさすがに疲れてきました。
いつになったらパレードが始まるか聞いてみると午後の3時からだという。 (あと1時間後)


ここからパレード終了まで立ちっぱなしというのも、さすがに厳しいと思いはじめは、階段になったベンチタイプの有料特別シート(10ユーロ) で全体を楽むことにしました。
展望がよく山車とパレードの全貌を見るにはおすすめの席です。

目の前を大きな山車とでも言いましょうか?そんなのがパレードになって行き来するんです。
そしてその巨大なモニュメントはみんな動くです。口が開いたり手が動いたり、そして何十人の人が乗ったりパレードしたりして歌い踊り・・・とにかく圧巻です。

ただこの有料シート、一つこの席には欠点がありました。

それは天気が良いと、もろに真正面から太陽が目に入って来るんです。
ただ、見物を楽しむには問題ないけど、写真を撮るのはちょっと難しい。
逆光を上手に活かした写真の撮り方には、まだテクニックが足りない自分にとっては苦戦しました。


このカーニバルの特徴ともいえること・・・観客が一体となってパレードを楽しむことができるということです。
日本な確実にロープで仕切られてパレードには入れないと思います。

パレードの間近でテンション最高潮で楽しんでいる人々を上の席から見てると羨ましくなってきます。

ってなわけで、お金払ったって、ちょっともったいなかな?って思いましたが途中から席を外れて人混みに紛れて目の前でカーニバルを楽しんできました。

 

今回、一番人気の山車はとにかくお下品といいましょうか?日本じゃあーだこーだ抗議の電話なりまくりそうな下ネタ満載の山車。 あっけにとられました。


でも、こんなのも認めちゃう懐の深いカーニバルに万歳です。

ばんざ~い!
まだまだいろいろご紹介したい写真はありますが、今回の日記はこれで終了していました。またおいおいご紹介します。

ヴィアレッジョはピサからも近いので、もし、2月にイタリア旅行を予定している人がいましたら、是非とも旅行プランに追加して欲しいオススメのカーニバルです。  
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Posted by ろっきー at 17:52Comments(0)イタリア留学日記

2016年02月16日

ヴィアレッジョのカーニバル その2



最近、記念写真を撮るのでシャッターを頼まれる事もありますが、いざカメラを向けると・・・・
斜め下を向いて目を瞑り顔を隠すようにピースをしたり、歯痛のポーズをとったり・・・・中々イタリア人には理解できないポーズが多いですね。


一方イタリア人は、全員ではありませんが、基本的に写真が大好きで写真撮っていいかな?って聞くと最高の決め顔で応えてくれます。

写真、撮られなれているんでしょうね。
そして、イタリア人のFacebookの写真ってカップルで写っているのが多かったりします・・・・


なので、メイク中に「写真撮っていいよ」って言っておきながら、普通にラブラブな風景も見せつけてくれちゃったり・・・・(挨拶みたいなもんですが)


パレードが始まる前にも、みなさんの笑顔をたくさんいただくことができました。


では、今回のブログもカーニバルの日記の続きです。

カーニバルの楽しみはパレードだけではありません。出店もたくさん出ています。
おもちゃの出店、射的、輪投げ、おやつ、軽食から食事まで、この辺のノリは日本の祭りと似ているかもしれません。


実際、日本のお祭りや縁日も屋台が楽しみで行くようなものですもんね。

ただ、景品は日本のように子供限定のものじゃなく、大人まで欲しくなるものが多かったような・・・・(例えば ワイン、携帯電話、アクセサリーなどなど・・・)

そしてここはイタリアです。食のこだわりだけは半端無いです。


その場でフォン(出汁)から作ってたり、使っている食材は冷食でなくフレッシュな物、そのままレストランに並んでも遜色ないものがレストランよりお値打ちな価格で提供されていました。



またイタリア各地の都市の特産品や燐国のアンテナショップが集まるエリアがありました。
そこで食事をすることにしたのですが、ピザ窯のメーカーのアンテナショップがあり興味深く見ていると話しかけられました。
ちなみに、今回はどっかの国の名前を言われる前に、ジャポネーゼと名乗っておきました。
 

いろいろなタイプの石窯があり、可動式でありながら本格的な石窯もありました。
なんかあんなのがお庭にある暮らし憧れますね。

そういえばイタリアのホームセンターには普通に焼却炉やガーデニングのコーナーにピザ窯が売ってました。それぐらい身近なものなんでしょうね。

このピザ窯のショップのオーナーさんが、とにかく感じの良い方でパンフレットとかもらったり、いろいろ説明してくれたりと温かいもてなしをされました。


せっかくなので、ここでピザを食べることに。

焼きあがったピザは見事なコルニチョーネがあり、今回イタリアに来て一番のルックスのピザでした。


これが4ユーロ。
支払いをしようとすると、せっかく日本から来たんだからいらないと・・・・
泣けてきます。

で、味も最高に旨い。
これです。このピッツァを食べたかったのです。一枚余裕で食べれました。

今回イタリアに来ていろんな店のピザをたくさん食べていますが、お腹がいっぱいになって一枚食べるのが苦しい事が多かった。
ひょっとしたら体長のせいかな?と思っていました。
でも、やっぱり美味しいピッツァは一人でも一枚余裕で食べれるという事をあらためて実感したした。

この感覚、しっかり覚えておこう‼

ピザ窯売り場のオーナーとの別れが寂しかったのですが、もうすぐカーニバルのパレードが始まるので会場にむかいました。

が、会場の手前20メートルの所で強烈な香りがしてきました。


トリフの名産地のブースからでした。
思わず、トリフのクリームニョッキを注文(5ユーロ 安い!)しかも、プラス1ユーロでフレッシュのトリフまでトッピングできちゃうとか。
 

わーい、食いしん坊万歳です。
  
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Posted by ろっきー at 11:11Comments(0)イタリア留学日記

2016年02月04日

Carnevale di Viareggio2015 2月22日ヴィアレッジョのカーニバル その1




今回はヴィアレッジョのカーニバルのブログとなります。
日本でイタリアのカーニバルといえば「ヴェネツィア」のカーニバルが有名ですが、ヴィアレッジョのカーニバルもイタリアでは三大カーニバルといわれるぐらい有名なカーニバルなんです。

開催されるのはちょうど今時期ですね。2月の週末に何週間もかけて行われるのですが、とにかく楽しい雰囲気でカーニバルです。
街全体がカーニバルムードに包まれて、フラフラ街を歩くだけでも楽しくなります。

海辺の大きなメインストリートの一角を完全に包囲して、そこがカーニバル会場となります。
そのメインストリートをビルの3階建てぐらい大きな機械仕掛けの山車(ちょっと違うかな?むしろ移動式舞台装置)がパレードになって歌い、踊り、そして練り歩くんです。

ヴィアレッジョのカーニバルは、政治や社会への風刺が多く、しかも若干斜めに物事を表現し面白おかしくしてることとも多いです。
特に政治家とかは格好の餌食になります。
イタリアの社会情勢に詳しければ、もっと楽しむこともできるのかもしれませんね。

もし、同じことをお隣のお国でやってしまったら、きっと檻の中に閉じ込められることでしょう。

それでは前振りがながくなりましたが、ヴィアレッジョのカーニバル日記をどうぞ・・・・


2月22日


本日は、ヴィアレッジョのカーニバル昼のパレードの部の最終日です。
今回、イタリア留学の候補地でフィレンツェやローマなどいろいろありましたが、最終的にルッカにした理由の中に実はヴィアレッジョのカーニバルを見てみたいという事もあったんです。 (それだけではありませんが、決め手の一つになったことは間違いありません。)

先週は雨だったので今週に賭けたのですが、何故か週末の天気予報は雨。
まるで呪われているようです。

それでも、雨でも槍でも昼の部のパレードは本日が最終日ということで行くことにしました。

幸い当日は、曇り空だったので折り畳み式傘だけ持っていきました。

ヴィアレッジョの駅に到着すると、もう一般の家やカフェなどもヴィアレッジョのカーニバルを祝うフラッグやデコレーションでいっぱい。街全体で盛り上げているのが良く伝わります。


会場のゲートに入るには18ユーロ必要です。そこで購入を証明するリングを巻けばゲートの出入り自由になります。
 


今回のフラフラ旅行も予備知識ほとんどなし(地図すら持ってない)突撃会場に到着したのは朝の8時30分と早朝
気合いが入りまくっています。
ちなみにパレードが始まるのが午後3時(7時間後)と知ったのは正午過ぎてからでした。

でもリハーサルや、メイクしてたりしてる風景を見ることもでき飽きることなく時間を過ごす事が出来ました。


また、大きな山車全体を見るなら、人が少ないのでこの時間の方がゆっくり見ることが出来ます。
思わず笑顔の記念撮影となりました。


ここで、嬉しい誤算がおきました。
当日は雨天の天気予報だったのに、みるみると空が青くなり雲一つない晴天に・・・・・
後で知ったのですが、この天気予報には入場者数に多大な影響を与えたため随分とクレームが来たそうです。


晴れ渡る空に参加者の皆さんもテンションがあがり賑やかな雰囲気になってきました・・・・・・


本日はここまで・・・・その2につづく・・・・こうご期待!!!





  
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Posted by ろっきー at 21:11Comments(0)イタリア留学日記

2016年01月31日

リヴォルノ行き当たりばったり旅 番外編



当然リヴォルノの帰りも鉄道を利用しました。
さてさて、そんなイタリアの鉄道って慣れてないといろいろと大変なことになりがちです。
番外編ではピサ駅での出来事・・・・
きっと日本の鉄道ではありえない事です。



帰りの列車なんですが、リヴォルノからルッカに行くにはピサで乗り換えが必要になります。

よく、イタリアの鉄道は時間がルーズとかストライキに気を付けろとか聞きますが、例のごとく5分ぐらい遅れている表示がでていました。 各ホームには電光掲示板やテレビモニターがあり一目で何分遅れているか分かるようになっていて便利です・・・というかよく遅れるのでこうなったのかもしれません。

で、到着予定のホームで待っていると、後ろの方でno!とか文句言ってる声が聞こえてきました。

こりゃ、到着時間が延びたなと思って電光掲示板を見ると、なんと到着予定のホームが7番から1番ホームに変更していました。


マジで!!!日本では、まずありえない現象です。

しかも、その数分後に1番ホームからまた7番ホームにかわる。

そのたびにルッカ行きの予定の人はゾロゾロとホームを移動。

そして最終的に電車が来る1分前までホームを行ったり来たり、5回も変更がありました。

そういえば、前回ピサからルッカに帰る時、知らないうちに乗るはずの列車の表示が電光掲示板から消えて次の電車に乗る事はめになったことがありました。結局約束の時間に間に合わす為にタクシーに乗るはめになったけど、列車に乗れなかった理由がやっとわかりました。

ってなわけで、言葉が分からない日本人がイタリアで列車に乗る際は電光掲示板から目を話さないようにしましょう。

おまけ・・・・その他、イタリア鉄道で気を付けるべきことがいろいろありますが、きれいにまとめたブログあったので貼り付けておきます。
http://kouhei50.hatenablog.com/entry/2014/12/26/201406  
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Posted by ろっきー at 17:47Comments(0)イタリア留学日記

2016年01月29日

リヴォルノ行き当たりばったり旅 後編



さて、お腹いっぱいになったのでリヴォルノ港町を散策です。

古い入江の城壁が残っていたり、お城の跡地(無料で入れるけど、すごく見ごたえあります。城好きなら絶対にオススメ)、独特の形をした教会。
見るもの見るものが素敵です。


気の向くままに歩き、写真を撮り・・・一人旅の一番のメリットはとにかく自由である。

そして最大のデメリットは美味しいご飯を何種類も食べれないということを痛感しました。



この国は石の文化なので古い建築物や石像などがいっぱい残っています。

特に街の中心部は昔の地図がそのまま使えそうなほどに現在と共存しているかのようです。

だから、日本から来た人には国全体がテーマパークのように見えてしまいます。





夏になると地中海の青い海が広がるんでしょうね。

夏の風景もみてみたいです。


見るもの見るもの、日本人の自分にとっては珍しく感じてしまい。いろいろ写真を写していると、港で漁のかたずけをしているおじさんに話しかけられました。

「フィリピーナ?」

おっと、またですか・・・・・身も心も日本人ですよ。
ま、日本にいても沖縄出身?とか、ハーフ?って言われることありますが・・・・

ほら、ペンタックスのカメラ持ってるでしょ。 キヤノン、ニコンは外国人もみんな持ってるけどPENTAXはなかなか外国人は選ばないよ・・・なんて



通じてるかわからないけど、それなりに知っている単語で少し話していると、そこで待っていろというジェッシャー。

なんかくれるらい。

そして・・・・


手渡されたのは、網にひかかったタツノオトシゴ しかも半生の状態です。

(゜ロ゜)

どうしろというの?

人生40年、今までもらったプレゼントの中でも最高にリアクションと処分にこまりました。

おまけ・・・・

結局、タツノオトシゴは捨てるに捨てれずお家に持ち帰りました。
留学中はベランダに干しておきましたがやっぱり完全には乾ききらなかった・・・・

で、厳重に梱包して日本に持ち帰ったのですが帰国してスーツケースを開けると・・・・やっぱり干物のような臭いがしました(汗)

では、リヴォルノの風景をお楽しみください・・・↓写真をクリックすると少し大きくなります。


  
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Posted by ろっきー at 11:46Comments(0)イタリア留学日記

2016年01月17日

2月21日のイタリア日記「リヴォルノ行き当たりばったり旅 前編」

ただいまイタリアでお世話になったジャンルーカシェフが来日中。なんとかお会いしたいと思っているのですが日程が合わず・・・・
シェフをはじめ一緒に学んだ沢山の仲間達と時間は、もうどれだけ望んでも帰ってこない・・・・あぁ懐かしい。

偶然のタイミングで同じ学び舎に集まる学校ってのは、まさに運命のいたずらです。
もし、このブログを読んでいる人の中に学生さんがいるのなら、今という時間や周りの仲間達との絆を大切にしてください。小学校から始まる長い長いと思ったスクール生活でも、実は人生で学生でいられる時間って限られているんです。

では、久しぶりになってしまいましたが、イタリア留学日記をどうぞ。

2月21日
本日はお休みです。明日は何をするのか決まっているのですが本日は予定がない・・・といいますか、雨天の為中止になってしまいました。
まさに雨(水で)で流れたってやつです。

それでも、「この時間を大切にしたい。一日でも無駄にしたくない」そんな感情でいっぱいの毎日です。
なので、じっとなんてしていられません。とりあえずどこでもいいので出掛けることにしました。
向かった先は駅です。

昨日、何ヵ所か日帰りコースをピックアップしておいたので、その場で電車の時間と空を見て判断することにしました。

でました。いつもの行き当たりばったりのブラリ旅。

何々?一番明るい空は南西の方角だな。


ってことは、リヴォルノ?

フェリーの機転になる港町ですね。電車の発車時刻も悪くない。

よし!ここに決定です。

ちなみにリヴォルノの情報は前日に見たグーグルマップのみです。
確か駅からロータリーを抜けてまっすぐ行けば港町だったような。

本当にノープランで出発して駅に到着しました。




とりあえずリヴォルノ駅を背中に、とにかく真っ直ぐてくてくと歩き始めました。

ルッカやピサとはちがった素朴な街の雰囲気です。街並みを見て歩くだけでも楽しくなれます。

もうすぐ港、そこに行けば何かあるでしょう。

海の香りが近づくと、大きな市場に到着しました。

陽気で活気のある市場には新鮮な地魚や野菜、美味しそうなイタリア食材がいっぱい並んでました。


そして、空き箱、野菜の切りくず、包装紙が無造作にちらっかてるのもイタリアらしい雰囲気。

さて、観光客は特に呼び込みされるんですが、自分はあんまり呼び込みにあわない。


何故なら、


顔が濃いから日本人に見えないらしい。
ここでも、「タイランド?」って聞かれてしまった。

この辺りでお腹がグーグー鳴ってたのでランチタイムにします。

『本日の目標はランチにハシゴして二店舗の味を楽しむこと』です。

まずは地元のお客様で賑わうピッツェリアに入りました。

看板にナポリターナと書いてあったので期待値が高くなってしまいました。
マルゲリータが5ユーロ。比較的お値打ちなナポリピザです。
せっかくの港町なのでマーレ(海の幸のピザ)にしました。
さらに、海の幸のミックスグリルも注文。

さあ、今日は沢山イタリア料理を食べるぞー!


っと、粋がってましたが


撃沈  ちーん


一件目でお腹イッパイになってしまい、限られた時間ではレストランのはしごは無理っぽいです。
なんで粉物食べちゃったんかなー?
まあ、ワタクシ、ピッツァイオーロですんでね。やっぱ気になっちゃうんです。イタリアの各地で売られているピザがどういうものなのか。
でも、今んところ本当に旨いピッツァに出会えてないなぁー。
ミックスグリルは、表面をグリルして塩とパセリとオリーブオイルとレモンのみ・・・・

この調理法なら日本でも・・・って思いますが、それでもこうやってイタリアでシンプルな料理を食べる事で大きな刺激と感動を感じる事ができました。

次回につづく・・・・  
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Posted by ろっきー at 18:05Comments(0)イタリア留学日記

2015年12月13日

そういえば(2月20日のイタリア日記のタイトルのまま)

buonjiorno!!!!

ちゃんとイタリア日記更新できました。本日は朝、ジャンルーカシェフと魚や食材を仕入れに行った時の日記です。


そうそう、今年の7月7日に名古屋で専門学校時代の友人がイタリア料理店をオープンさせました。彼は毎朝市場に足を運び新鮮な鮮魚を仕入れてきます。すごいなぁ~!!って思います。
自分が留学したルッカには早朝からオープンするスーパーマーケットがあって、日用品から新鮮な魚介、お肉までが入手できるんです。コンビニはなくてもこんなスーパーが松本にもあればいいのに・・・なんて思っちゃいます。

では今日もイタリア留学日記の続きです。

2月20日


今日はジャンルーカシェフの誘いがあったので、朝、魚を仕入れにいきました。
市場に行ったわけではありませんが、朝早くからオープンしてるスーパーマーケットに行きました。

日本ほど魚の卸が複雑でないのでスーパーにも港直送の魚どんどん到着してショーケースに並んでいきます。


当然、お魚以外にもお肉やお野菜、お惣菜に沢山のチーズやハム、もちろんパスタだって乾麺だけでなく手打ちの生パスタも・・・・
食材以外に調理器具から消耗品まで・・・・ここに行けば、お店で使うもの全部仕入れる事ができそうです。


早朝からスーパーは同業者の人達で大にぎわい、そうなると立ち飲みのカフェもみんな立ち寄ります。朝から美味しいエスプレッソやカプチーノが楽しめて幸せです。
毎回、カフェ(バール)でカプチーノを飲んじゃうと高級なエスプレッソマシン欲しくなっちゃいますよね。


そうそう、夕方に昨日買ったスパゲッティでパスタを作ってみた。日本では使ったことのないデルベルデ(DELVERDE)というメーカーのパスタだったけど、美味しそうだったから買ってみました。
これがなかなか美味しいんです。独特の歯応えがあってトマト系のソースと相性が良さそう。
日本でも手に入るらしいので今度買ってみようかな?

そしてあることに気が付く、

イタリアに来てまだ乾麺のスパゲッティを食べてなかったということ。
授業や外食では、ほとんどが手打ちパスタでした。地域にもよると思いますが、パスタに対しての感覚は日本とはだいぶ違うみたいです。
日本でいう、うどん屋や蕎麦みたいなのかな?自家製麺が当たり前的な感覚。まぁ、イタリアも地域よって違うと思いますが。

そして、こっちにはたくさんピッツェリアがありますが、逆にピザに関してはむしろ日本人の方が、ごたごたウンチクが多くこだわっているのかも。
なんか面白いですね。意外と誤解してる感覚ってあるのかもしれませんね。

さて、明日はお休みなんですが、またしても休みの日は雨。呪われているんだろうか?
とりあえずGooglemapで作戦会議です。


そんな日記でした。
今からでも思うのは、留学の時間でイタリア人の日常に触れる事が出来る事が旅行との最大の違いでした。彼らにとっては普通の事でも遠く離れた日本から来た自分にとっては、貴重な時間を楽しみ事が出来ました。

改めて日記をブログにまとめるとその時の感覚がよみがえります。では、また頑張って日記更新したいです。
  
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Posted by ろっきー at 10:10Comments(0)イタリア留学日記

2015年12月12日

イタリア人気質 パート2

あれもこれも・・・いろいろとやらなくてはいけない事だらけの12月無事に新年を迎える事ができるだろうか・・・最近そんなことを考えてしまう毎日です。

で・・・その一つに、すっかり書いてなかった『イタリア留学日記』があることを思い出しました。

そんなわけで、随分と久しぶりの更新になりますが、イタリア留学日記の続きを更新します。


2月19日
本日はジャンルーカシェフはお休みで、マリーラ スーシェフの授業でした。
自分たちの班の担当はアンティパスト。ブレゼというキッシュのようなタルトのようなパイのような物です。



これをいつもの用に人数分に切り分けるわけですが、なんと言いますかイタリア人は算数の苦手な人と無計画に行動する人がとにかく多い!!
20にカットしなくてはいけないのですが、とりあえず半分にカットした後、無計画に8にカットしようとする。


自分を含め気が付いた人がno!!と言ったけど思ったけど、おかまいなく半分は8カットにしてしまった。

しかたがないので、「残りの半分を12にカットしましょう」と指示のしたけど、言葉が伝わらないプラス彼は12のカットの方法が分からないってなわけで、こんどは9カットにカットしちゃいました。

あら~って思ってたら、一応数の足らない事には気が付いたみたいで、今度は先に8カットしたブレゼを半分にしはじめる始末。
当然18分の1にカットしたブレゼと32分の1にカットしたブレゼとでは、大小ありすぎのカットになっちゃいまいた。

しかも結果的に6カットに余ってるし。

ちなみに、大小バラバラにカットした彼は大きなカットのブレゼを真っ先に自分のお皿に置いてました。


そうそう、前回もラビオリを作ったのですが、一人前ラビオリが五個という指示のもと、二十人前作ったわけです。
でも、ことあることにラビオリの数を一から数えるんですね。
自分は計算しやすいようにと五個1列で並べておいたのですが・・・気が付けば列もグヤグチャに置くし、ことあることに数えなおすし。ったくもうイタリア人って人種はもう!と・・・なりました。

でも、最終的にお皿に盛りつけるときに一人五個を守らないので、どうやら数は『だいたい一人5個』でいいようです。

明日も留学日記書けるかな??

a domani!!!!  
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Posted by ろっきー at 21:45Comments(0)イタリア留学日記

2015年04月20日

禁句!! (2月18日のイタリア日記より)



フォカッチャが無性に食べたくなっちゃいました。
そんなわけで、焼いてしまいました。
イタリアのレストランで食事を楽しめば殆どのお店でパンがサービスされます。

パンと一緒にフォカッチャも一緒に入っていることもしばし・・・

また、バールやカフェ、あと駅の中にあるカフェスペースにもフォカッチャにハムやレタスの挟んだパニーノがショーケースに並んでいることころもよく見かけます。フォッカチャはイタリア人にとって、とても身近なパンの一つです。
さて、本日もイタリア日記を更新しますが、今日の話題はパンの授業とその時に作った料理の話題です。



2月18日

今日はパンのスペシャリストを呼んでの特別授業でした。
いろいろな種類のパンを作っていくもの。
やはり本日の講師はパンの専門家、なかなかイタリアで繊細な美味しいパンに出会えないけど今回は抜群においしかったです。

   





ただ、パンがメインの授業とあって調理実習がありませんでした。
そこで、学校がパンの講師さんや生徒さんの食事を用意する事になります。


で、その食事を用意する人とは.......

「Moriさん、Moriさん、今日、授業無いからみんなに豚カツ作ってね。 」


でた、いつもの前降りなしの注文 (The無計画)


ここは信頼されてのお願いと理解して、ご機会にこたえれるように頑張るしかないです。

問題は豚カツソースです。
ブルドックソースとかトンカツソースなんてあるわけないし・・・

そこで見付けたのが棚に置いてあったリーペリンソースです。
ただ、これは少しスパイシーなので、ここにケチャップとハチミツ、少し水で薄めて豚カツソースの代用としました。

とりあえず、今回は自分の指示でみんなと豚カツを作っていきました。

 
この料理は何?

コトレッタ?  

と、聞いてきました。

なので、ジャポネーゼ、トンカツと言うと

ト・・・・トン・・・?というリラクション?

カツが聞き取れないのかなと思い

「トン・カツ!・・・カツ 」 

と、もう一度言いました。







すると、トンと言った後にニヤニヤする女性人

そして、ノー、イタリア、カツォ

少し意味のわからない顔をすると、

Mori、Mori、カツ・・・・と言いながら、ある場所を指差す。

はい、男の子の急所です。(まぁ、カッツォみたいな発音ですがカツでも普通に聞き取れちゃうみたいです。)

みんなで大笑い

でも、せっかくなので彼女達に教えてあげました。
イタリア人がカンパーイの時に言う『チンチーン』 という挨拶。

はい、これも同じ意味ですよ。って

ってな訳で、片言の言葉でも、この手の話題は万国共通で大いに盛り上がるんですね。




あ・・・そう言えば、ジャンルーカシェフ、自分の時は『みんなに豚カツつくってあげて』って、言ったのに、他の人の前では一言も豚カツって言わなかったような(-_-;)
  
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Posted by ろっきー at 21:35Comments(0)イタリア留学日記

2015年04月18日

料理教室(2月17日のイタリア日記より)

しばらく、リニューアルオープンの準備でブログの更新が止まっていました。
23日のリニューアルオープンに向けてもうひと踏ん張りです。
まだ、先の事だと思いますが、オープンしたのち、気軽な料理教室とかできたらいいなぁ~なんて考えています。
では、そんな料理教室の日記を今日も更新します。

2月の17日

ふと思った。少し慣れてきたんじゃないかって。
毎日の生活パターンができてきた...と。

それは良い事なんですが、でも、なんか嫌だ。

イタリアに来た直後、なんでも新鮮で胸が熱くて仕方がなかった。 なので、慣れるという事がもったいないと感じました。

そこで、ジャンルーカシェフにお願いして、今日から夜に行われているジャンルーカシェフの料理教室に調理助手として飛び込み参加しました。


なかなか興味深い料理教室でした。
特に、こちらでは男性の生徒さんが多いという事にびっくりです。
そして、自前のエプロンとかもこだっわっていたり・・・・


帰国したら、気軽に参加できる、ゆるーい料理教室とかやってみるのもいいかもしれませんね。

でも、イタリア(ジャンルーカシェフ)の料理教室の凄い所は料理が完成するとスパークリングワインで乾杯。試食の時はワインで乾杯。 やっぱりイタリアンにワインは欠かせないのです。

でも・・・・

あれ?みんな何でここまで来てるんかな?怖いので駐車場は見ていません。なので!何も知りません!!!



ここんところ疲れが抜けないけど、今この時間をもう一度味わうことはできない。少しでも沢山のイタリア式のイタリア料理を吸収したいです。


終了したのは23時をまわっていました。その結果メニューまとめる時間やお散歩の時間が無くなってしまった。うーむ、1日が短いよー!
まぁ、無理やり濃厚なイタリア生活に自分を追い込むことができました。めでたしめでたし。  
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Posted by ろっきー at 13:29Comments(0)イタリア留学日記

2015年04月12日

私のカメラ La mia macchina fotografica(2月16日のイタリア日記より)

最近デスクに座ってPCをいじる事がおおいです。
あぁ・・・完全に運動不足です。やばいですね~!!イタリアに行ってたころはちゃんとランニングしてたのに・・・
だ・・・だって、花粉がいっぱいなんだもーん・・・と言い訳してみる。
では、イタリア日記をどうぞ。

2月16日
ちょっと疲れが貯まって来てる感覚がある。
でも、イタリアに来てからの日課、早朝のランニングには行きました。
 
うわ~今日はしんどいからどうしよう?って思っていても行ってみると素敵な景色に包まれて、行って良かった~って感じます。

知らないうちに、すれ違う人と目と目が合った時のイタリア式の顔の表情を習得したようで、かる片方の眉毛を上げる、またはウインクして、お互いが片手をピョコンとあげて、ciaoって挨拶できるようになったみたいです。
怪しい東洋人と思われない馴染み方をしてきました。



そうそう、今回イタリアに行く際にニューマシンを購入しました。 
ニューマシンとはカメラです。
もともとPENTAXのKマウントなのでPENTAXのカメラなのですが、今回購入したのはKー3という機種。


これが意外な所で約に立ってます。このK-3 SDカードが二枚入るんです。そしてカメラ内でデータのコピーができるんです。
なので、自分が写した写真を他人のSDカードにコピーできるわけで、綺麗に写真を撮ってあげコピーしてあげるとメチャ喜ばれます。

そしてもう一つ、

今回、東芝のFlashAir というSDカードを持っていきました。
これは、カード自体にWi-Fi機能があり、Wi-Fi受信ができるタブレットやスマホにデータを転送できるわけです。




これによって、解像度の高い写真をフェイスブックやline、SNSとかにもアップデートできる訳です。  

いやぁー便利な時代になったもんですね。  

ここでさらに雑談を・・・

さっき、カメラの事をマシンと書きましたが、イタリアでは機械全体をマッキーナ(マシン)と呼びます。

何で来たの?と聞けばマッキーナ(車)。この小麦粉どこに奥の?と聞けばマッキーナ(ミキサー)の奥、そしてカメラの事も当然マッキーナ。 

そんなわけで、やっぱりニューマシンでいいんです。
La mia macchina のお話しでした。  
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Posted by ろっきー at 08:08Comments(0)イタリア留学日記

2015年04月08日

2月15日の日記(イタリア日記より)



今日は全国的に冬に戻ったような天気でしたね。
松本では桜の上に雪が積もるという珍しい風景も見られました。
これがあるからタイヤチェンジのタイミングが難しいんですよね。

さて、只今自分の行っていたルッカの学校の校長のジャンルーカシェフ、本日がお誕生日だそうで、シェフのフェイスブックには世界各国から100を超えるお祝いのメッセージがはいっていました。
とても偉大なシェフの元で勉強できたことを幸運に思います。

Auguri Gianluca!

それでは、そんなルッカの思い出日記を本日も・・・

2月15日

今日は天気がよければビアレッジョまで行くつもりだったけど、あいにくの天気で行くのを断念しました。


ルームメートとファッチマさん(ロシア人)と、ファッチマさんの通訳さんとでルッカのまちをフラフラしました。

イタリアは、蚤の市が多いのですが、ここルッカでも週末になると、いろいろな広場で蚤の市が開かれます。

「きっと日本で同じもの買ったら高いんだろうな~?」

と思いながら骨董品を見ていると、その横には普通に日本の五円玉とか、さっき飲んだようなコーラの瓶、古い知らない人のスナップ写真そんなものも売ってたりします。

骨董品からガラクタまで、ただそれを眺める・・・それだけでも十分に楽しめます。

しかし、女性は世界共通といいますか、やっぱりウインドショッピングが大好きですね。
自分がいることなんて忘れて、どんどんいろんなお店に入っていきます。



イタリアではぐれたら大変なので、はぐれないように後ろを歩いていたら下着売り場だったりとか・・・



しばらくすると街中で通訳さんの友人に会いました。
なんでも不動産会社のオーナーさんらしい。
自慢のウイークリーマンションを見せてもらったけど、めちゃおしゃれ。バスルームがー二つあったりとか天井までの高さが3メートルぐらいあったりとか、ため息しかでない。
そして、一番のじまんはルッカのシンボル的建物、「グイニージの塔」が窓から見えるという事らしい。

確かに、このアングルは町中では見る事ができません。
しかし、このグイニージの塔、てっぺんに気が生えていてなんともキュートな感じですよね。

そしてピザをテイクアウトして帰宅。

イタイアに来て一番ゆっくりした1日になりました。

でも、なんとなく疲れが抜けない状態だったのでよかったかも。
むしろ今日の休みには感謝しています。 
では、またa domani

  
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Posted by ろっきー at 22:19Comments(3)イタリア留学日記

2015年04月04日

バレンタインデーの日記より(2月14日イタリア日記より)



今日は、店内に飾る写真を準備しています。2000ショットを超える大量の写真、何気ない風景にも思入れがあったりと、見ていると見入ってしまいます。

そう、お部屋の片付けをしていると懐かしい漫画がでてきて、気がつけばずっと漫画を読んでしまっている感覚・・・

でもそんな思い出の写真達を、数枚だけを選ぶのももったいないので、デジタルフォトフレームを購入して、スライドショーで写すことにしました。ただ、その写真の選別作業には恐ろしい時間を費やしました。

そんな写真を楽しむ一番のベストポジションはカウンターですよ。写真の見たい方はカウンター席ご指定ください。

では、本日もイタリア日記を更新します。

2月14日


今日は土曜日授業がありません。
本日は食育ってやつです。ルッカの美味しい物を食べまくるぞっと。

まずはルッカの中でも評判のよい高級リストランテに突激!

リストランテ ラ アントニオ

予約無しだけど、地下の静かな席に案内してもらえました。
序盤のサービスから完璧でした。



食べたのはレバーのパテ、トスカーナ風 そしてタリアータです。
いや、もう、このパテが美味しいこと美味しいこと、塩味のバランス、香り、そして無限の旨味、パーフェクトでした。これだけで2時間ぐらいかけて食べたいと思ってしまうほど。


タリアータは、思ったよりもアッサリ味。お肉の美味しさお存分に味わえました。
 
今日はあいにくのお天気でした。歩いていると突然雨が降ったり止んだりと、傘を買うべきか悩みました。
でも途中から雷まで鳴り激しく雨が降りはじめた。
みんな一斉に雨宿りです。


しかたがないので傘を買うことにしました。
買ったのは路上で黒人のあんちゃんが売っている傘です。
ただ、にわか雨の時は『5ユーロで買わないか?』って言っていたのに、こっちから『ちょうだい』と声をかけると7ユーロに値段が変わっていました。

でも5ユーロと言って、7ユーロならいらないという素振りをすると、あっけなく5ユーロにかわりました。

夕食も気になっているお店で食べようとしたのですが思わぬ誤算が・・・
こっちのお店って夕食がオープンするのって、ほとんどが7時30分なんですよね。  
2月の寒空の下、雨に打たれて一人で夜まで時間を潰すのは大変でした。

さらに、誤算が....今日はバレンタインデー。
バレンタインデーはイタイアではかなり盛り上がるイベント、しかも土曜日のディナーときたもんです。
カップルばかりのお席の中に一人でレストランに入るとちょっと肩身が狭かったです。


でも安心、ここのトラットリアは、そんな一人様専用ゾーンの大テーブルがあり、一人のお客さんはみんな仲良く相席で傷を舐めあうのでした。
 

注文したのは、野菜とパンのスープ、フィレンツェ風 と、ミラノ風カツレツ 野菜のグラタンです。
ここんところ野菜の不足だったので妙に野菜が食べたかったです。
とにかくパンの入った野菜のスープが美味しかった。冷えた体にグタグタになるまで煮込んだ野菜とが体に染み込んで行く感じでした。
もっともっといろいろな物を食べてイタリア人の感覚を体に吸収したいです。

  
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Posted by ろっきー at 23:48Comments(0)イタリア留学日記

2015年04月02日

少しずつ (イタリア日記 2月13日より)

2月13日
本日は魚料理中心のメニュー構成でした。
鰹を使ったメニューがあったけど、やっぱり魚の扱いに関しては、比較的イタリア人より日本人の方が全体的になれている感じがしました。特に、若手料理人の集まるこの学校だと・・・・



そのせいかジャンルーカシェフに、Mori!Mori!!と呼ばれ、魚料理の下処理から焼きまでをまかされた。


でも、これを期にさらに皆がMori、Moriと呼んでくれる。
帰る時も、チャオから、ア・ドマーニ Mori(Mori、また明日)に変わり、握手やタッチが加わった。
また、自分が気になったちょっとしたアドバイスなんかも、言葉は通じなくても耳を傾け、理解してくれるようになりました。
そういえば前回の包丁研ぎもそう、ひょっとしたらシェフはそこまで計算して、わざとワタクシを指名して仕事をまかせ、皆との距離を近づけたのかな?って、後から感じました。

授業が終わったあと、ジャンルーカシェフがお使いがてら軽く近所を案内してくれた。
 
13世紀から、みんなが集まる水汲み場、今も使われている水路橋、日常が自分にとっては日常でない新鮮な感覚。
沢山の日常を吸収することで彼らの価値観を理解し今後の料理のインスピレーションに活かせると思う。 有意義な時間となりました。

ルッカの水はとても美味しく、そのまま水道水も飲めます。
是非、みなさんも飲んでみてください。

写真は水汲みをするジャンルーカシェフ。このあと、暖炉のマキを買いに行ったりしましたが、ただ普通の風景でも現地の人と行動する事は本当に楽しい。  
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Posted by ろっきー at 11:11Comments(0)イタリア留学日記

2015年03月31日

サムライの国からやってきました。(2月12日のイタリア日記より)



2月12日
本日はアンティパストを担当。
ハムとアーティーチョークのトルタを担当した。

そうそう、日本の包丁はイタリアの調理器具店で購入すると、恐ろしく高価な物になります。
そして、当然場所にもよると思いますが、イタリア人の包丁は日本人ほど手入れされていません。
よく、これで切ってるな~って感心する事も多々・・・・

さて、本日もまず調理法の説明を一通りします。
そしてそれが終了すると、ジャンルーカシェフが、砥石をみんなに見せてgapponezeと言いながら、みんなに包丁を研いでやってみせてくれと...

前降り無しに、なんと!
いきなりのご指名にびっくりしました。


ま、比較的日本にいるときも包丁は良く研いでいたほうだと思うので問題はないのですが、なにしろシャープナーしか使ってないで完全に歯の潰れたナイフ一苦労でした。これが、日本の包丁だったらかなり苦労したと思います。(クッチナの包丁は日本の包丁ほど歯の硬くなかったため)

でも、やっている最中はOh!!SAMURAI と、言いながら、写真を撮られまくりました。
悪い気はしないが、普段包丁って一人で研いでるので落ち着かない。

その日、自分のFacebookにはイタリア人の友達申請が。
なんか、いかした奴とおもってくれたのかな?

よし明日、もっと沢山の包丁研ごうかな?


  
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Posted by ろっきー at 11:11Comments(2)イタリア留学日記

2015年03月28日

記念写真 (イタリア日記 2月11日より) 

先日息子が保育園を卒園しました。
みなさん、涙涙の卒園式。
そんな卒園式に参列したワタクシなんですが、左手に一歳になったご機嫌斜めのムスメを抱きかかえ、右手で1キロ近い重さの一眼レフでムスコを写す写す・・・写す・・・・・

なかなかハードな体勢に、自分も涙がちょちょぎれてしまいました(←死語)

では、そんな写真による話題のイタリア日記を本日は紹介します。




2月11日

今日から各班にわかれての料理作りが始まります。
毎日フルコースのメニュー構成となっています。
4班にわかれて、アンティパスト(前菜)、プリモ(パスタなど)、セコンド(メイン)、ドルチェ(菓子)と担当します。

今日から記録用のコンパクトデジカメに加え、あるていど調理が終了しはじめる時間になると、ミラーレスの一眼レフで調理風景を撮影しました。
すると、そのカメラの解像度を見てキラーンと目が輝いた人が一人。

同じ班になったディアナです。

彼女は、とにかく写真大好きです。

隙があれば写して写して・・・と。

調理風景だけならともかく、時には隙を見て外で写して、次はここで写して・・・と、専属カメラマン状態に・・・

まわりが見れば、自分がディアナに気があるんじゃないかと思われそうなほどディアナの写真を撮るはめに(;´д`)



とはいえ、よそ者の自分に何でもいいから話しかけてくれることは嬉しいものです。

そして、そんな彼女の行動をみて、俺も写してくれと言ってくるクラスメイトも現れた。カメラがつなげた繋がりに感謝。

最後に・・・カメラ目線のDianaは、いつも口角アップの最高のスマイル、普通の作業風景を撮りたくてもカメラ目線にスマイル・・・・
でも、こういう自然な表情も素敵なんだけどなぁ~


  
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Posted by ろっきー at 11:11Comments(0)イタリア留学日記