2019年09月06日
令和元年 夏の思い出 家族登山 後編
親子登山の二日目の続きです。

息子の調子が復活したら、殺生ヒユッテまで行って、場合によっては自分だけアッタクというのも考えながら進むこと二時間が過ぎました。
でも、だんだんペースが落ちてきました。
このペースだと最終日、一気に下るのは困難と感じました。そろそろ限界かな?
どうせ下るなら、今日中に下って#坂巻温泉 か中ノ湯温泉で一泊して、のんびりするのも有りかな?なんて思いました。
ふと、前方を見ると雪渓が残っていました。
『あれ、雪だよ。』

と言うと、半信半疑の息子
とりあえず雪渓を目標に登る事にしました。

ここで、大休憩をとり、天候も荒れそうで足の調子もよくない。息子の足が残っているうちに下ることにしました。
足元が不安定な登山道に加え足に踏ん張りが効かない息子、せっかく前日に購入した登山用のヘルメットもある事なので、それをかぶって下山をすることにしました。
ちなみに、自分は父親の形見のヘルメットを持っていきました。

きっと、親子三代で山に登る事を夢見ていたと思いますが、病の為叶いませんでした。
ただ、父がいたらここで下山したかな?なんて考えてしまいました。なんか子供の頃の自分に途中下山という選択枠はなかったし
そんなことを思い出し、一人苦笑いをしていました。
さてさて、下山を初めて2時間、槍沢ロッヂを越えた辺りから、また息子が足を痛そうにしています。
このペースでは上高地すら無理かもしれません。
というか、無理ですね。
ここで追い討ちをかけるように雨が降り始める。足を引きずりながら11時#横尾山荘 に到着。
とりあえず靴を脱がせ、食堂でカレーライスを食べさせました。
持っていった鎮痛剤を飲ませ、湿布を張り休ませました。
心の中では、憧れの徳沢園 まで行きたいなと思いましたが、無理をさせると翌日歩けなくなるし、途中で歩けなくなる事が一番怖かったです。
超贅沢な山行プランですが横尾山荘で泊まる決断をしました。だって、子供の頃は横尾山荘は通過点としか思っていませんでした。
槍沢ロッヂもそうですが、横尾山荘にもお風呂があるんですよ。
特に横尾山荘は16時から20時までお風呂に入れ夕食前と夕食後の二回も入っちゃいました。
また、乾燥室も広く、宿泊者にはタオルも着いてきます。
お部屋も相部屋の二階建てベッドですが一人一つのベッドで寝れます。
なんか同じ宿泊費で泊まって本当にいいのかって思っちゃいました。
山荘でゆっくりしたら息子もすっかり良くなって一安心です。

この症状、多分登山靴が足に合っていないパターンですね。
出発前に履かせた時にゲームしながら空返事したのが思わぬ代償となりました。
でも途中、自分より小さい子とすれ違ったりして、息子なりに悔しかったらしい
どちらにしても、普段から食が細い息子。
まずは体力だねって話して、いっぱい食べるところから始めようって言いました。

そのせいかわかりませんが、夕御飯も朝御飯も、ペロリを完食。
やっぱり、いっぱい食べる姿を見ると親は嬉しくなります。

夕方、美しい山肌が見えて息子と散歩しました。
『また登るか?』という質問に『登る』と答えた息子
痛い思いをしたけど山が嫌いにならなくてよかったです。
横尾山荘で過ごした時間は本当にステキで贅沢な時間でした。
自分の子供の頃は横尾山荘は通過点と教わったような感じだっただけに、こんなに素敵な山小屋とは思いませんでした。(内心、徳澤園にも泊まりたかったけど)
それにしても、横尾山荘のお米、すごく美味しかったです。
お水が美味しいってものありますが、お米も上質なものだと思います。ごちそうさまでした
息子の調子が復活したら、殺生ヒユッテまで行って、場合によっては自分だけアッタクというのも考えながら進むこと二時間が過ぎました。
でも、だんだんペースが落ちてきました。
このペースだと最終日、一気に下るのは困難と感じました。そろそろ限界かな?
どうせ下るなら、今日中に下って#坂巻温泉 か中ノ湯温泉で一泊して、のんびりするのも有りかな?なんて思いました。
ふと、前方を見ると雪渓が残っていました。
『あれ、雪だよ。』
と言うと、半信半疑の息子
とりあえず雪渓を目標に登る事にしました。
ここで、大休憩をとり、天候も荒れそうで足の調子もよくない。息子の足が残っているうちに下ることにしました。
足元が不安定な登山道に加え足に踏ん張りが効かない息子、せっかく前日に購入した登山用のヘルメットもある事なので、それをかぶって下山をすることにしました。
ちなみに、自分は父親の形見のヘルメットを持っていきました。
きっと、親子三代で山に登る事を夢見ていたと思いますが、病の為叶いませんでした。
ただ、父がいたらここで下山したかな?なんて考えてしまいました。なんか子供の頃の自分に途中下山という選択枠はなかったし
そんなことを思い出し、一人苦笑いをしていました。
さてさて、下山を初めて2時間、槍沢ロッヂを越えた辺りから、また息子が足を痛そうにしています。
このペースでは上高地すら無理かもしれません。
というか、無理ですね。
ここで追い討ちをかけるように雨が降り始める。足を引きずりながら11時#横尾山荘 に到着。
とりあえず靴を脱がせ、食堂でカレーライスを食べさせました。
持っていった鎮痛剤を飲ませ、湿布を張り休ませました。
心の中では、憧れの徳沢園 まで行きたいなと思いましたが、無理をさせると翌日歩けなくなるし、途中で歩けなくなる事が一番怖かったです。
超贅沢な山行プランですが横尾山荘で泊まる決断をしました。だって、子供の頃は横尾山荘は通過点としか思っていませんでした。
槍沢ロッヂもそうですが、横尾山荘にもお風呂があるんですよ。
特に横尾山荘は16時から20時までお風呂に入れ夕食前と夕食後の二回も入っちゃいました。
また、乾燥室も広く、宿泊者にはタオルも着いてきます。
お部屋も相部屋の二階建てベッドですが一人一つのベッドで寝れます。
なんか同じ宿泊費で泊まって本当にいいのかって思っちゃいました。
山荘でゆっくりしたら息子もすっかり良くなって一安心です。
この症状、多分登山靴が足に合っていないパターンですね。
出発前に履かせた時にゲームしながら空返事したのが思わぬ代償となりました。
でも途中、自分より小さい子とすれ違ったりして、息子なりに悔しかったらしい
どちらにしても、普段から食が細い息子。
まずは体力だねって話して、いっぱい食べるところから始めようって言いました。
そのせいかわかりませんが、夕御飯も朝御飯も、ペロリを完食。
やっぱり、いっぱい食べる姿を見ると親は嬉しくなります。
夕方、美しい山肌が見えて息子と散歩しました。
『また登るか?』という質問に『登る』と答えた息子
痛い思いをしたけど山が嫌いにならなくてよかったです。
横尾山荘で過ごした時間は本当にステキで贅沢な時間でした。
自分の子供の頃は横尾山荘は通過点と教わったような感じだっただけに、こんなに素敵な山小屋とは思いませんでした。(内心、徳澤園にも泊まりたかったけど)
それにしても、横尾山荘のお米、すごく美味しかったです。
お水が美味しいってものありますが、お米も上質なものだと思います。ごちそうさまでした
2019年09月05日
夏の思い出 令和元年
夏休みの思い出
夏の連休は、息子と二人で槍ヶ岳を目指しました。
初日の朝は、天気予報を裏切って好天
美しい上高地を眺めることができました。
徳澤園に向かう途中の、豊富な水の泉,苔むしった道、朝の美しい光
心が洗われました。
徳澤園に到着すると、かならずこの木の前で記念写真を撮ります。
中学の頃、家族登山で穂高に上った時、帰り道ここでご飯をみんなで食べました。
少し特徴的な根っこにもたれっかのを覚えています。
あと、4年もすれば、その頃の自分と息子が同じ歳になるなんて・・・・
なんだか信じれません。
相変わらずのスロースターターの息子、やっぱり朝はペースが悪いです。
それでも、予定の範囲内のペースで歩いています。この、予定のペースであるけるかどうかで翌日の行動を占っていました。
横尾山荘から登山道らしい雰囲気になって、やっと登山してる感じになりました。
その辺りから足が痛いと言い始め不穏な空気
さらに追い打ちをかけるようにが、初日の目的地、槍沢ロッジ手前一時間前で大雨に降られてしまいした。
ただ、実は雨の登山を息子に体験させたいと思っていました。
松本に住んでいると普段から天気図見て、晴れている日にしか登らずにいたので息子にとって晴れる事が当たり前となっていました。
山登りでケチってはいけないもの三選
レインコート・登山靴・リュックサック
この事は身をもって体験しないと骨身に染みません。
なので雨の日の登山は防水性の高い靴と雨をしのぐレインコートの大切さを学べます。
そういえば、子供の頃に行った家族登山は、よく雨に打たれました。
多治見に住んでいたので、お盆休みに父親が夜に車を運転しだいたい1時とか2時に到着、そこから仮眠して登山
そうなると、多少の天候でも強硬しちゃうわけです。
それだけに、晴れた日のありがたさや、ご来光の美しさが感動するんです。登山中に槍ヶ岳が見えると、
「槍の頭が見えた。頭が見えた。」なんて、騒いだもんです。
2時過ぎに槍沢ロッジ に到着し、お昼御飯は金ちゃんヌードルで!
山のカップヌードルは美味しいしテンションもあがりますね。
山でラーメンを作るのも父親の仕事。これも父親から受け継いだ伝統です。
お湯を沸かすときに、一緒にミートボールも温めてラーメンにダイブ
やっぱり、お肉を食べると元気が出ます。
夜ご飯までの時間はお昼寝タイム
親子登山だったせいでしょうか?端の布団を用意してもらいました。
息子は、山のお昼寝が大好きです。
17時、夜ご飯です。寝起きと好みの食事じゃないせいか、明らかに息子のテンションが低い。
もともと食が細く一食ぐらい食べなくても平気な息子です。
でも食べないと回復力、翌日のスタミナに影響するので半分だけでも食べさせました。
隣では、息子よりも小さな子供が、元気いっぱいにご飯を手べて、さらに劣等感を感じている様子です。
それにしてもテキパキ動く山小屋のスタッフさんには本当に頭が下がります。
だからこそ、残さず有難くご飯は食べないといけないんです。
夜、雑談部屋で他の登山者さん達とのお話も楽しみの一つです。
翌朝、4時起床 4時30分、とりあえず槍ヶ岳を目指します。
息子のペースを見て何処まで登るか判断する予定
徐々に明るくなる空を見て、この景色と空間を味わえただけでも、来た甲斐があったです。
後半につづく・・・・・
2018年11月15日
山に登ろう2018年 常念岳編 その2
Buongiorno a tutti!! Come state?
こんにちは!お元気ですか?
日に日に寒くなってきましたね。もう、山はベテランさんしか入れない厳しい季節になってきましたね。
では本日は先日書いた常念岳登山の続きです。
息子とチャレンジした常念岳登山、登山道は一方的な登りでしたが、息子のテンションは山あり谷ありでしたが予定通りのペースで常念山荘に到着しました。
前回の焼岳登山で食べることができなかった念願のカップラーメンを食べました。
やっぱり山で食べるカップラーメンは特別に旨いですね。晴れていて大パノラマを眺めながらならなおさらです。最高のスパイスです。
今回はサッポロ一番カップスターをチョイス。
「カップスターぁ~(^^♪ 味の虜に~(^^♪ とーりこになりました(^^♪ ハッフッホ!!」
と歌いながら、お湯を注いでいると、不思議そうな顔をしている息子の視線が痛かった・・・
息子の調子を見て、今日のうちに山頂にアタックするか見極めていましたが、どうやら調子が良さそうなのと、時間的にかなりの余裕があることからアタックを決めました。
とりあえず常念小屋にチェックインして、荷物を最低限にして常念岳山頂を目指します。
ここからの登りが、なかなかきついんです。息子は「お猿さん戦法」と言いながら四つん這いになって、はって歩いていました。
去年の蝶ヶ岳、先日の焼岳と、実は息子は標高2,200m~2,300m付近で急激にパフォーマンスが落ちるんです。
今回も少し気になっていましたが、どうやら大丈夫みたいです。きっと先日焼岳に登ったことによる高度順応が備わっているようで、子供の強さには目を見張るものがあります。
それでもさすがに「あと何分?」攻撃が始まりました。
それもそのはず、常念岳には通称「偽常念」と呼ばれるピークが一つあるんです。
実は常念小屋からは常念岳山頂は見えないのです。
なぜなら、この偽常念があるからです。何人の登山者が必死の思いで偽常念にたどり着き、本当の山頂がこの先にあることを知って、肩を落とした事でしょう・・・
それでも、目の前に広がる北アルプスの大パノラマに励まされながら頂上を目指しました。
6時にスタートしてお昼休憩1時間 とうとう13時に山頂に到着しました。
標高2,857m 小さな体は登り切りました。松本から、学校から、一番よく見える三角形の山の頂上にいるんだよ。
よく頑張りました!天国のおじいちゃんにも報告しました。
山頂の空気をたっぷり吸って下山です。
ここで息子に思わぬプレゼントが!!!
少し東側からガスが上がってきました。
これはもしかすると・・・・・
西日になり東側の雲に影が写りました。
そうブロッケン現象です。
正直、自分がハッキリとブロッケン現象見たのは30歳過ぎてからだったので、本当に息子はラッキーボーイです。
下山途中に、
「次は槍ヶ岳だ~!」
なんて言っていましたが、まだちょっと早いかな?
それでも頼もしいです。
小屋にたどり着くと、息子は直ぐに寝ちゃいました。
おつかれさん!よくがんばりました!
2018年10月28日
山に登ろう 親子登山 2018年 常念岳編 その1
Buongiorno a tutti Come state?
みなさんこんにちは!おりべのcuoco森川です。
秋も深まり登山シーズンも終わりを迎えますね。意外と好評な親子登山シリーズ 今回は待望の常念登山編を皆様にお送りいたします。
では、お楽しみください。
昨年の体育の日に蝶ヶ岳登山を初めてした息子。(写真は、昨年の蝶ヶ岳山頂のもの)


その時に、来年は常念岳に登ろうって約束をしました。
息子には是非とも常念岳に登ってほしかった・・・・
その理由は、松本から一番大きく綺麗に見える山だからです。
何か悩んだ時に、あの山に登ったんだって、思える自信を掴んでほしかったからです。
では、常念岳登山日記の始まりです!
前日、お店の営業終了後に車で常念岳の登り口、一ノ沢に向かいます。
そして、車の中で息子の好きな豚汁とおにぎり、ヤクルト、みかん、魚肉ソーセージを食し6時にスタートです。
やはり、前回のスタミナ切れが心配だったので、今回は前夜、当日の朝食と、とにかく息子の好きなものを食べさせました。


それでも眠いらしく、なんか眠いアピールがすごい・・・
思い返せば、自分も子供のころはスロースターターでした。父に「しっかり歩け」って言われていたような気がします。
そりゃ眠いですよね。普段はまだ寝ている時間ですから。
「ほ~ら、熊出没注意だって!熊のポーズで写真撮ろうよ!」とか、「山の神に来たよ!大きな木だね~!」と言っても反応は薄い。
気持ちが入らずにフラフラ歩いたり、無駄にゆっくり歩いて、歩く時間が長くなることはスタミナを消費しかねない・・・
「しっかり歩かないなら帰るよ。」 と言うしかありませんでした。

ちなみに、明日は学校に「登山でお休みします。」と言ってあるだけに、「帰るよ」の一言は、息子にとっては
「やべ~、あしたお休みがなくなる~」
というのを連想させるためかなり効果的でした。
そんな言葉が通じたのか?それとも1時間ほど歩いて目が覚めたのか?徐々に元気が出てきました。
大人もそうですが、子供はやる気一つでポテンシャルが全然違ってきます。その為、いろんな所に息子のやる気スイッチを隠しておきました。

やる気スイッチ、その1 「腕時計」 お父さんと同じような形の時計(ドン・キホーテで780円)購入!
息子に、「次の休憩時間になったら教えて」と伝えました。さっそく新しい時計が使えるのと、ペース配分に効果的でした。
また、「あと何分」攻撃にあわずに済むという、予想外の効果も!


やる気スイッチ、その2 「おやつ」 やっぱり食べ物は効果的でした。できるだけ息子の好きな物をチョイスする事が大事です。
ちなみに、今回選んだおやつは、味覚糖 Cケアジューシーコラーゲン フルーツアソート 、UHA味覚糖 リセットレモングミ 50g、トップバリュ 氷砂糖 115g、山崎 薄皮つぶあんぱん、ぷるんと蒟蒻ゼリー パウチ アップル+グレープ、魚肉ソーセージ、みかん、森永ラムネ、・・・・などなどです。
どれも美味しいし、かなり行動食としては良いチョイスだったと思います。
余談ですが、自分は練乳を持っていくのが好きでした。パンに塗ったり、コーヒーに入れたり、時には直接摂取したりと・・・・

そして最大のやる気スイッチ、
やる気スイッチ、その3
新しい山靴です。
前回の焼岳登山の反省を活かして奮発しました。でも、結果論ですが一ノ沢からの登り道は、所々ぬかるんでいたり、湧き水の通り道になったりしているので、防水性の高い靴で大正解でした。

それでも、登り始めて4時間が過ぎたあたり・・・常念小屋までのルートでは最大の急登「胸突き八丁」に到達しました。
胸突き八丁?なんの事?ってなる人も多いと思いますが、胸突き八丁とは登山用語で急な登りの続く難所に使われることが多いです。
もともとは富士山への登山で、頂上まで残り八丁(872m)になるととても険しい道になり、胸を突き上げるほど苦しいことから、”胸突き八丁”の言葉が生まれたとか・・・・
この胸突き八丁を超えると最終水場があり、そしてあと一踏ん張りで常念小屋です。
登山道に小川は入ったりと大変でありますが、常念岳は水の補給がしやすい山である事は大変有り難い事ですね。
ここで、予想外のやる気スイッチが・・・・
今まで、抜かれるばかりの息子が、先の登山者を抜きました。
なんか、内心嬉しかったようで、抜いた後足に力が戻ったように思えました。
また、ここから小屋まで第一~第三ベンチがあり、「あと何メートル」とかもわかるのも、一踏ん張りに繋がりました。

そして、11時ごろ!とうとう常念岳の小屋に到着しました。
常念岳も蝶ヶ岳と同じ東側から登る山で、登り切った瞬間に目の前に広がる大パノラマが楽しめます。
到着時間も予定通り!ここまでは順調です。
ここでお昼ご飯を食べてから、息子の体調を見ながら山頂へ行くか判断したいです。さあ、息子は頂上にたどり着いたでしょうか?

本日はここまで・・・・長々とお付き合いありがとうございました。
この続きは、また時間があるときに・・・・
みなさんこんにちは!おりべのcuoco森川です。
秋も深まり登山シーズンも終わりを迎えますね。意外と好評な親子登山シリーズ 今回は待望の常念登山編を皆様にお送りいたします。
では、お楽しみください。
昨年の体育の日に蝶ヶ岳登山を初めてした息子。(写真は、昨年の蝶ヶ岳山頂のもの)
その時に、来年は常念岳に登ろうって約束をしました。
息子には是非とも常念岳に登ってほしかった・・・・
その理由は、松本から一番大きく綺麗に見える山だからです。
何か悩んだ時に、あの山に登ったんだって、思える自信を掴んでほしかったからです。
では、常念岳登山日記の始まりです!
前日、お店の営業終了後に車で常念岳の登り口、一ノ沢に向かいます。
そして、車の中で息子の好きな豚汁とおにぎり、ヤクルト、みかん、魚肉ソーセージを食し6時にスタートです。
やはり、前回のスタミナ切れが心配だったので、今回は前夜、当日の朝食と、とにかく息子の好きなものを食べさせました。
それでも眠いらしく、なんか眠いアピールがすごい・・・
思い返せば、自分も子供のころはスロースターターでした。父に「しっかり歩け」って言われていたような気がします。
そりゃ眠いですよね。普段はまだ寝ている時間ですから。
「ほ~ら、熊出没注意だって!熊のポーズで写真撮ろうよ!」とか、「山の神に来たよ!大きな木だね~!」と言っても反応は薄い。
気持ちが入らずにフラフラ歩いたり、無駄にゆっくり歩いて、歩く時間が長くなることはスタミナを消費しかねない・・・
「しっかり歩かないなら帰るよ。」 と言うしかありませんでした。
ちなみに、明日は学校に「登山でお休みします。」と言ってあるだけに、「帰るよ」の一言は、息子にとっては
「やべ~、あしたお休みがなくなる~」
というのを連想させるためかなり効果的でした。
そんな言葉が通じたのか?それとも1時間ほど歩いて目が覚めたのか?徐々に元気が出てきました。
大人もそうですが、子供はやる気一つでポテンシャルが全然違ってきます。その為、いろんな所に息子のやる気スイッチを隠しておきました。
やる気スイッチ、その1 「腕時計」 お父さんと同じような形の時計(ドン・キホーテで780円)購入!
息子に、「次の休憩時間になったら教えて」と伝えました。さっそく新しい時計が使えるのと、ペース配分に効果的でした。
また、「あと何分」攻撃にあわずに済むという、予想外の効果も!
やる気スイッチ、その2 「おやつ」 やっぱり食べ物は効果的でした。できるだけ息子の好きな物をチョイスする事が大事です。
ちなみに、今回選んだおやつは、味覚糖 Cケアジューシーコラーゲン フルーツアソート 、UHA味覚糖 リセットレモングミ 50g、トップバリュ 氷砂糖 115g、山崎 薄皮つぶあんぱん、ぷるんと蒟蒻ゼリー パウチ アップル+グレープ、魚肉ソーセージ、みかん、森永ラムネ、・・・・などなどです。
どれも美味しいし、かなり行動食としては良いチョイスだったと思います。
余談ですが、自分は練乳を持っていくのが好きでした。パンに塗ったり、コーヒーに入れたり、時には直接摂取したりと・・・・
そして最大のやる気スイッチ、
やる気スイッチ、その3
新しい山靴です。
前回の焼岳登山の反省を活かして奮発しました。でも、結果論ですが一ノ沢からの登り道は、所々ぬかるんでいたり、湧き水の通り道になったりしているので、防水性の高い靴で大正解でした。
それでも、登り始めて4時間が過ぎたあたり・・・常念小屋までのルートでは最大の急登「胸突き八丁」に到達しました。
胸突き八丁?なんの事?ってなる人も多いと思いますが、胸突き八丁とは登山用語で急な登りの続く難所に使われることが多いです。
もともとは富士山への登山で、頂上まで残り八丁(872m)になるととても険しい道になり、胸を突き上げるほど苦しいことから、”胸突き八丁”の言葉が生まれたとか・・・・
この胸突き八丁を超えると最終水場があり、そしてあと一踏ん張りで常念小屋です。
登山道に小川は入ったりと大変でありますが、常念岳は水の補給がしやすい山である事は大変有り難い事ですね。
ここで、予想外のやる気スイッチが・・・・
今まで、抜かれるばかりの息子が、先の登山者を抜きました。
なんか、内心嬉しかったようで、抜いた後足に力が戻ったように思えました。
また、ここから小屋まで第一~第三ベンチがあり、「あと何メートル」とかもわかるのも、一踏ん張りに繋がりました。
そして、11時ごろ!とうとう常念岳の小屋に到着しました。
常念岳も蝶ヶ岳と同じ東側から登る山で、登り切った瞬間に目の前に広がる大パノラマが楽しめます。
到着時間も予定通り!ここまでは順調です。
ここでお昼ご飯を食べてから、息子の体調を見ながら山頂へ行くか判断したいです。さあ、息子は頂上にたどり着いたでしょうか?
本日はここまで・・・・長々とお付き合いありがとうございました。
この続きは、また時間があるときに・・・・
2018年10月24日
山に登ろう2018 焼岳登山 親子登山 後半
無事に頂上に到着した息子とワタクシ、最大の楽しみは山の上でのカップラーメンとエスプレッソですが、すこ~し天候が怪しい雰囲気です。
そんなわけで、山頂でのカップラーメンはやめにして非常食として持ってきたカレーパンを(息子の好物)を食べて下山することにしました。
山頂から焼岳山荘に行く道は少し石がすべりやすく歩きにくい道で、予想以上に息子は苦戦してました。
息子は初めに拾った木と登山者が捨てた破損したストックを頼りに歩いていているけど、正直ストックの使い方に慣れていないので、かえって疲れるんじゃないかと心配しました。
「かえって、疲れるから捨てたほうがいいよ」
と、いうが、愛着があるせいか目に涙を貯めそれを拒否する息子。今思えば、無理やりでも捨てさせるべきでした。
とりあえず、焼岳山荘までたどり着きますが、ペースは悪くなく小休憩して上高地を目指します。
このペースなら上高地で温泉に入れそう!そしてバスターミナルでエスプレッソいけるかも・・・なんて思っていました。
そして樹林帯手前の最大の難所、急こう配&ロングなハシゴ場
随分前に抜かしていった、男女のパーティーも苦戦していましたが、息子は平気のようです。
ただ、ハシゴを過ぎたあたりから息子の体調に異変が・・・・・足が痛いと言い出して急にペースが落ちました。
このペースだとよろしくない・・・・仕方がなく息子のリュックを自分が持つことにしました。
・・・?????・・・・
ん?
なんか重いぞ!
中を見ると石がゴロゴロ・・・・・・
お気づきでしょうか?最初の写真を!大人のこぶし大の石を持っているのを・・・・
硫黄の香りのする黄色い石や赤い石、そして長石と思われる白い石の結晶が入っていました。
これも、「捨てる」というと涙目になるし・・・・ここでテンションが下がってしまうと益々帰れなくなると判断し、自分が大丈夫なら運ぶと判断しました。
なんとか日没寸前に上高地に下りてこれましたが、途中で出会った登山道の整備をしているお兄さんが付き添ってくれたりと、少し課題の残る山登りとなりました。
今回、息子がペースダウンした原因を自分なりに分析して、今年の目標、常念岳にチャレンジしたいです。
同じように子供と登山する方のために、今回気が付いたことを記入します。
子供と山に行く注意点
1 インターバルな休憩は取り栄養を補給する。(今回はできていました。)
2 荷物はできるだけ軽く。(石は一個まで・・・笑)
3 靴選びは慎重に!!! 今回、これも足が痛くなった原因と思われます。子供は身軽なので無理にハイネックの山靴じゃなくても大丈夫ですが、長距離を歩くのでソールの厚い物がいいです。そして、つま先付近も石でぶつけると痛いので、保護されたものがいいです。理想は、軽量で撥水性のある山靴です。
4 バランスの良い子供にはストックは持たせない方がいい
5 それでも、子供は急にペースダウンすることがあります。親はもしもに備えて防寒着、ヘッドライト、非常食は多めに持つこと。
番外編 宿題は前日の午前中には終わらせて、早く寝るようにさせること!(今回は、これも原因の一つでした。)
今回、息子は相当疲れたはずです。子供の力量の見誤りが原因でもあり反省しました。
ひょっとして山が嫌いになっちゃったかな?って思い、「どうする?今年、常念岳登る?」って聞いてみると、
「もちろん!」と・・・・
直後、息子とスポーツ店へ行き次回の常念岳の為の山靴を物色!足のサイズ、重さ、撥水性、フィット感 慎重に選びました。
次回は常念岳登山編です!こうご期待!
2018年10月23日
山に登ろう2018 焼岳登山 親子登山 前半
気が付けば、松本から見える北アルプスの山並みも白くなってきましたね。
こんにちは!おりべのcuoco森川です。で、二児のBabboです。
昨年に引き続き今年も親子登山に挑戦です。
本番は松本から一番きれいに見える山、常念岳ですが、今回は焼岳にチャレンジしました。
ルートは新中の湯登山道から入り、上高地に下る予定です。
一応、万が一のため山小屋のある山を選びました。
中の湯からの登り口付近にある名物といえば この廃車です。いつの時代のものか?誰のものか?そもそもどうしてここにひっくり返った状態で・・・・・不思議でなりません。
登った日は9月24日 定休日と祝日が重なった日・・・・
天気予報は 晴れのち曇り
前日の予想とは裏腹に、見事な秋晴れとなりました。
北アルプスの日帰り可能な山は、一気に高度を上げる急登がつきものです。例外なく焼岳もかなりきつい登りでした。
樹林帯が続くため、息子には退屈な道中だったのか、「あと何分?」「もう半分?」が口癖になりました。
確かに、いやらしい角度の登りだったです。ちょっと心配だったので「引き返そうか?」と聞くとやはり「ここまで来たなら登る」という答えが返ってきました。
少し早いけどナナカマドの紅葉が始まり目指す山が見え始めると、元気になりました。
森林限界を超えはじめると、グイグイと高度を上げていることがわかります。
視界も広がり、焼岳は本当に美しい山ですね。
さらに高度を上げ火口付近に近づくと、所々水蒸気の上がるエリアに突入します。
ここからはもう少し!
煙の出る山肌、カルデラ湖、立ち込める硫黄の匂い・・・・今まで見たことのない世界に息子も興奮していました。
最後の岩場を登りきり、見事に頂上に到着しました!
予定より1時間遅れでしたが、想定の範囲内。どうやら日帰りで帰れそうです。
後半につづく・・・・
2018年02月01日
そーいえば、更新していなかった登山日記 蝶ヶ岳親子登山後編
秋に行った登山日記を今さら?って感じですが、やりかけの仕事を残すのも何ともな気分ですので更新させていただきます。
Martedi 10 ottobre
Il giorno dopo,ci siamo alzati alle quattro del mattino.E poi,abbiamo fatto colazione.
La mattina dell'alpinista e' molto presto.
Alle cinque e un quarto,noi siamo usciti dalla baita per vedere l’alba.
L’alba e la rosata dell’aurora delle montagne erano molto molto molto belle.

10月10日
私たちは、朝の4時に起床して朝食を済ましてからご来光を見に外に出ました。
今回、息子と行く山に蝶ヶ岳を選んだ理由は距離的な事に加え、北アルプスの展望、そしてご来光を見せたいという理由がありました。
蝶ヶ岳は山頂小屋からご来光が見え、そのご来光は遠くの地平線又は雲海からです。(晴れれば)

狙い通り、ご来光を見る事ができました。しかし、初めての登山でご来光が見れるのはラッキーですね。
そこは松本という地の利をいかした登山計画です。
赤く染まる雲や、山々に感動していましたが、やっぱり子供には寒さが大敵みたいでした。

自分が覚えている山で見た日の出の記憶と、レインコートで山を歩いた記憶って、半々ぐらいかもしれません。
天気図見ながら計画立てれる松本って、アルピニストにとっては天国なんですね。

疲れたけれど、充実感に溢れる息子を見て、初めて親父目線の登山という物を知りました。

今回、息子に持たせたのは大好きだった天国のおじいちゃんの写真です。
自分も息子のおじいちゃん、つまり父に登山を教えてもらいました。
自分は、父ほどの登山経験はありませんが、父が教えてくれた山の美しさ、厳しさ、達成感、そして山で食べるごはんの美味しさを、息子に少しでも伝えたかったです。この素晴らしい体験をさせてくれる山と父に感謝。Grazie!!!
毎年お盆シーズンに、多治見から何時間もかけて登山口まで夜中に車を走らせて、連れて行ってくれました。帰りは帰宅ラッシュの渋滞でも一人で車を運転してくれました。
当たり前のように行っていた家族登山ですが、楽しさと同時に苦労もたくさんあったって、今になってわかることがたくさんあります。
前回一人で焼岳に登ったのもこの日の準備と登る山を選ぶためでした。
今後も息子と山を登りたいけど、体力がどんどんアップする息子のために、自分も頑張らないといけませんね。
ちなみに、自分の行った前日には、兄が父の写真を持って白馬に登山に行っています。
父へ・・・・天国からだけどこれからも一緒にいっぱい山に登りましょう。そして、山を教えてくれてありがとう。
Martedi 10 ottobre
Il giorno dopo,ci siamo alzati alle quattro del mattino.E poi,abbiamo fatto colazione.
La mattina dell'alpinista e' molto presto.
Alle cinque e un quarto,noi siamo usciti dalla baita per vedere l’alba.
L’alba e la rosata dell’aurora delle montagne erano molto molto molto belle.
10月10日
私たちは、朝の4時に起床して朝食を済ましてからご来光を見に外に出ました。
今回、息子と行く山に蝶ヶ岳を選んだ理由は距離的な事に加え、北アルプスの展望、そしてご来光を見せたいという理由がありました。
蝶ヶ岳は山頂小屋からご来光が見え、そのご来光は遠くの地平線又は雲海からです。(晴れれば)
狙い通り、ご来光を見る事ができました。しかし、初めての登山でご来光が見れるのはラッキーですね。
そこは松本という地の利をいかした登山計画です。
赤く染まる雲や、山々に感動していましたが、やっぱり子供には寒さが大敵みたいでした。
自分が覚えている山で見た日の出の記憶と、レインコートで山を歩いた記憶って、半々ぐらいかもしれません。
天気図見ながら計画立てれる松本って、アルピニストにとっては天国なんですね。
疲れたけれど、充実感に溢れる息子を見て、初めて親父目線の登山という物を知りました。
今回、息子に持たせたのは大好きだった天国のおじいちゃんの写真です。
自分も息子のおじいちゃん、つまり父に登山を教えてもらいました。
自分は、父ほどの登山経験はありませんが、父が教えてくれた山の美しさ、厳しさ、達成感、そして山で食べるごはんの美味しさを、息子に少しでも伝えたかったです。この素晴らしい体験をさせてくれる山と父に感謝。Grazie!!!
毎年お盆シーズンに、多治見から何時間もかけて登山口まで夜中に車を走らせて、連れて行ってくれました。帰りは帰宅ラッシュの渋滞でも一人で車を運転してくれました。
当たり前のように行っていた家族登山ですが、楽しさと同時に苦労もたくさんあったって、今になってわかることがたくさんあります。
前回一人で焼岳に登ったのもこの日の準備と登る山を選ぶためでした。
今後も息子と山を登りたいけど、体力がどんどんアップする息子のために、自分も頑張らないといけませんね。
ちなみに、自分の行った前日には、兄が父の写真を持って白馬に登山に行っています。
父へ・・・・天国からだけどこれからも一緒にいっぱい山に登りましょう。そして、山を教えてくれてありがとう。
2017年11月22日
長野県だもん、山に登ろう!蝶ヶ岳 前編
先日、お客様にドライマンゴーの差し入れを頂きました。
ありがとうございます。
なんでも、原材料がマンゴーと砂糖だけというこだわりの逸品で・・・・
「山登りの時にでもどうぞ!」って、
ブログを読んでくださってたのですね。ありがとうございます。
さてさて、もう北アルプスの山脈も見事な雪化粧ですね。本当に息をのむような美しさです。
そんなわけで、せっかくなので3年生の息子と登った登山日記をご紹介させていただきます。
親子登山日記
Lunedi 9 ottobre Recentemente, io e mio figlio che si chiama Takuto, siamo saliti su una montagna.
Questa volta siamo saliti sul monte Tyougatake.
Il monte Tyougatake si trova nelle alpi giapponesi del nord. Sono 2677 metri sul livello del mare .Takuto era stanco, perché abbiamo camminato 6 ore.
Quel giorno , abbiamo dormito in una baita di Tyougatake.
少し前の登山日記となります。
10月9日~10日と息子と登山をしました。今回登った山は蝶ヶ岳です。
蝶ヶ岳は北アルプス、常念山脈の稜線南側に位置し松本からも見る事ができる山です。
標高は2677メートル、頂上からの展望が素晴らしい事で有名な山ですが、どのルートも急な登りがあります。
今回は最短で登れる三俣の登山ルートを、ピストンで下山するコースです。実は、本格的な登山は今回が初めての息子でした。
登り始めたのは、6時15分。朝日と共に登山開始!
美味しい湧き水の力水、吊り橋、野生の猿、そして三股ルート最大の名物ゴジさんこと、「ゴジラみたいな木」などなど・・・・変化に富んだコースは、息子にとってはとっても刺激的で楽しみながら登っていきました。
一時間に一度のペースで休憩をとり、そのたびに出てくる行動食はチョコレート、グミ、ラムネ、ドライフルーツ、あんぱん、魚肉ソーセージなどなど、息子の好物を選んでチョイスしました。・・・これも楽しみの一つかもしれませんね。
登り始めて4時間が過ぎ、蝶沢と呼ばれる沢を渡った辺りから、一気に登りが急になります。
この辺りから息子のペースも落ちてきました。
それでも、休憩をはさみ頑張って登ります。
息子は、だいぶ疲れていたみたいです。
でも急な東側の登りを登り切り、尾根に出ることができました。すると目の前に雄大な穂高連峰の山並が広がりました。
疲れてテンションが下がり気味の息子でしたが、この風景に思わず「わっ!」って声を上げていました。
そして11時45分とうとう山頂に到着しました。
この日は、蝶ヶ岳山頂小屋で泊まることにしました。
展望の素晴らしい綺麗な小屋です。
そしてお昼ごはんは山小屋でラーメンを作って食べました。子供にとっては、これが最大の楽しみです。
自分が子供のころも、山頂よりも山で食べるラーメンを目的に登っていたのかもしれません。
そして、山頂小屋にチェックインして、息子の足をさすってあげるとすぐに寝てしまいました。
改めて、9歳で初めての登山、そしてこんなに小さな足でよく頑張ったんだなって感じ、素直に褒めてあげたい気分でした。
夕食は17時30分、山小屋特有の会話、ここまで来た労をねぎらい、みんな揃って明日の無事を願う会話は心地良いです。
小屋からは、松本の灯と月明かりがよく見えました。明日も晴れるといいなぁ~!
後半につづく・・・・・・
2017年11月01日
焼岳登山
ちょっと前のお出かけ日記です。
2017年9月26日
本当に久しぶりに山登りをしました。
今回選んだ山は焼岳にしました。
久しぶりの登山だったので、天気図とにらめっこして、このタイミングという日に決行です。
松本から直通運転のアルピコのバスで上高地へ!一人だと、やっぱり直通が楽なんですよね。
沢渡で駐車料金、なんだかんだでコンビニでコーヒーとかおやつ、そして上高地までのバス・・・・
そう考えるとソロで上高地に行くならアルピコさんを選んじゃいます。
通常焼岳に登るならバスターミナルもしくは帝国ホテル前で下車ですが、やっぱり大正池からの風景を見なくちゃもったいない・・・そんな訳で大正池前で下車して、そこから登山を始めました。
しかし、あまりにも美しい風景を見るとついつい見とれて足が前に進まなかったり、そのまま河童橋まで行っちゃおうかとか思ったり・・・中々足が前に進みませんでした。
それでも心を鬼にして登山開始です。
焼岳の登りは、中々の急登でした。
恐怖感満載のエグいハシゴ場もありましたので、高所恐怖症の方にはおススメしないかもしれません。
でも、圧倒的な絶景、山頂付近の活火山特有の水蒸気、北アルプスの山では比較的静かな雰囲気・・・・日帰りでも行ける距離・・・おススメの山です。
ちなみに小屋で一回、山頂で一回、帰りのバスターミナルで一回、合計三回のエスプレッソタイム。最近はこのCaffeの魅力に取りつかれています。
ちょっとだけその他の写真もアップしますね。
山頂付近から煙らしきものが・・・・そういえば夏に携帯で注意の呼びかけがありましたね。
どこの山も最後の登りが一番きつく感じます。登山道の脇には水蒸気が上がっています。
山頂付近で一番大きな水蒸気。火山性ガスの匂いが・・・・・
やったね~!
かんぱ~い~!!Salute!!
お馴染みの手乗り穂高!!
「Ya Ya Yari!!!!!振り向けば槍がいる」なぁ~んて・・・発想が古すぎる(笑)
←目の前に現れた大きな岩
目を凝らしてよく見ると、なにやら変なものが・・・・
小さな力持ちがたくさんいました(笑)
絶妙なバランス
名前は知らないけど可愛いお花
2016年05月14日
上高地に行こう!!! (後半)
前回の上高地のブログの続きです。
今回の予定は、ただ、ダラダラと歩けるとことまで歩くでした。
上高地から明神池にかけては梓川の両サイドに遊歩道があります。河童橋から川下の焼岳を眺め右側の道を梓川右岸、左側の道を梓川左岸と呼びますが、行は左岸のルートを選びました。
せせらぎの流れる比較的歩きやすい林道を登ります。
たまに木々の間から見える山々は河童橋から見た時よりも近くに見えて迫力満点です。そのたびについつい写真を撮ってしまい、なかなか前に進まない自分・・・・ソロで山にいく一番の理由はそれだったりもします。
それにしても、自分の体力の無さにガッカリ・・・・・いや、原因は他にもあります。
それは、荷物の多さ・・・・
カメラの三脚、一眼レフ、交換レンズ三本、予備バッテリー、そして直火式エスプレッソマシンにガスコンロ・・・・
そりゃ重いはずです。というか、イタリアの帰りの飛行機で荷物が多すぎて超過料金取られたことが、まったく活かされていないワタクシ・・・
人は、同じ過ちを繰り返してしまうものだ・・・・
明神池で一休みして、そのまま徳沢園を目指すことにしました。
すこし開けた河原から、山々の大パノラマが見えてきました。せっかくなので記念写真を・・・・
ここで、今回は出番の少ない交換レンズの一つ、魚眼レンズと重い思いをして持ってきた三脚に装着
どう?どう?ちょっとは上高地の空気感伝わりました?
荷物を頑張って運んで写したこの写真は、現像される事はないかもしれませんが、こうやってブログで紹介したから『よしっ!!!!」ってことで・・・・
徳沢園に到着してランチにしました。
少し開けたテントサイトの気持ちいい場所です。
本日のランチは、トルティーヤと山の定番、カップヌードルでした。
そしてやっぱり、食後はエスプレッソ・・・・
ここで、懐かしい木を発見しました。
子供のころに、この木の麓でお昼ごはんを食べたのをおもいだしました。
少し変わった形の木の根っこで、印象的だったんです。
さすが、上高地、国の文化財(特別名勝・特別天然記念物)に指定されているからこそこうやって懐かしい再会ができるんですね。
そして、いつまでもこの自然が残されますように・・・・・
本当は横尾まで行こうかな?って思っていましたが、帰りの時間を考慮してここで引き返すことにしました。
さて、標準レンズ、魚眼レンズと出番はありました。後は70mmのマクロレンズを使わなくては・・・・
帰りの道のりはマクロレンズ中心に撮影・・・・
明神池池からはルートを変えて右岸を歩きました。
森林帯の中を整備された歩道が走り、歩きやすかったです。
目に留まったものを意味なく写して歩くのも楽しいものです。
上高地で歩いて明神池まで行くのなら、行は雄大な風景を楽しみ、帰りは自然の造形物を見て楽しむルートとしては、行の左岸、帰りは右岸というコースをおススメします。
さて、なんだかんでバスターミナルに到着し、出発まで時間が30分ほどありました。
ってことは・・・・
やっぱりコレですね。エスプレッソ!
今回はチョコレートのおまけ付き!!
上高地とエスプレッソを存分に楽しみました。
帰りは 新島々までバスに乗り、そこから上高地線で松本駅まで行きます。
平日の4月・・・・新島々から乗る乗客は少なく、しかもほとんどが外国人でした。(はたから見たら自分も異国の人に見えますが・・・)
せっかく松本に住んでるだし、上高地楽しまないと損だと実感。
また会おう上高地
Arrivederci‼!!
長々とお付き合いありがとうございました。
最後に上高地で見つけた大きな愛を、皆様にプレゼントします。
amore!!!!!!!! ♥ハート!
2016年05月11日
最高の朝ごはん in KAMIKOCHI
前回のつづき
ただ、ぶらぶら森の中を歩くのも楽しいです。
木にからまった奇妙な植物は「サルオガセ」という地衣類だとか・・・
そういえば、先日偶然にもこのサルオガセを主食にしている猿をテレビでみました。
中国南西部の山岳地帯、世界で最も高い場所に住むサル、ウンナンシシバナザルというらしい。硬い葉の針葉樹の森という過酷な自然環境の中、このサルオガセを食べることで命をつないでくることができたとか・・・・そんなことを思い出していたら急にお腹が空いてきました。
しばらく歩くと、最高のロケーションにベンチを見つけました。
ここで朝食をとることにします。
イタリア人の朝食は、軽い物しか食べない人が多いです。
しかも甘いものを好みます。定番といえばCornetto (コルネット、俗にいうクロワッサンなどのデニッシュ生地のパン)で、バールにはカウンターやショーケースには必ず陳列されていて、これとcaffeを立ち食いってのがパターンです。
いやいや、パンなんて・・・ビスケットで十分って事も
イタリアでルームメイトのユーリーもほぼ朝食はビスケットのみで、たま~にヨーグルトを食べてるぐらいでした。
そんなわけで、今日はイタリア流の朝ごはんを・・・・
チョコレートの入ったブリオッシュに直火式のエスプレッソ
いや~!甘い朝食って、目が覚めるんですよね~!ワタクシは好きです。
風景も手伝って最高の朝食となりました。
朝食後は、河童橋に向かってテクテクと・・・
今年は雪が少ないけれど、やっぱり残雪時のアルプスは綺麗です。
振り向けば焼岳、前を見れば穂高連峰・・・・風景を見ながら歩いていたらキリがないぐらいです。
でも、楽しみは風景だけじゃないです。
川沿いの道を歩いていると、いろいろな物を聞いたり見たりできます。
ジャレ合う可愛い子ザルがいたり、ウグイスなどの小鳥たちが歌うようにさえずんだり、河原には蛇が喧嘩してたり、大きなカエルが眠そうに石の上にいたり、みんな上高地の遅めの春の訪れをいろんな動植物が喜んでいるようですね。
そうこうしているうちに河童橋に到着しました。
これまでにもたくさんの絶景をみてきましたが、いや、やっぱりさすが河童橋・・・・
完璧な構図の大パノラマに圧巻でした。
さて、今日はどこまで行こうかな?
2016年05月10日
上高地に行こう!!!
滾々と湧き出る豊かな水、その自然の恵みを糧にのびのびと育った木々・・・・行くだけで心も浄化してしまうような場所「上高地」、本来「神垣内」と名付けられていたのも納得です。

天気予報を見て、休日の明日が天気が良いと知ったら・・・・・
「そうだ、上高地に行こう!」
これができてしまう松本市って、きっと全国の山好きの人からみたら超贅沢な事なんでしょうね。
そんなわけで、ワタクシも二週間前のことですが上高地に行ってきました。
今回はソロでしたので、あえて公共の乗り物で上高地入りです。
松本からは「電車・バス乗り継ぎきっぷ」というのがお得です。特に往復券を購入するとトータルで最大750円お得です。
一人で行くなら、往復のガソリン代に駐車料金、さわんどからの往復のバス代+コーヒーとおやつ、そして断然楽ちんって事を考えると、公共の乗り物のほうがお得なのかもしれませんね。(旅行気分も味わえるし・・・)

さて、通常上高地へ行くなら必ずバスに乗りますが、時間と体力に余裕があるのなら終点の上高地バスターミナルじゃなく、是非とも大正池で下車することをおススメします。

大正池に写り込んだ穂高連峰や焼岳・・・・
せせらぎ沿いに歩く林道
とっても気持ちのいい風景ばかりです。
また、河童橋付近とちがって観光客も少なく、静かな山の風景を見に来たんだって実感します。
だいたい河童橋まで歩くと一時間ぐらいはかかりますが、途中、帝国ホテルとかに立ち寄ってみるのもいいかもしれませんね。
今回の上高地探索は、ここ大正池からスタートしたのでした。
つづく・・・・

天気予報を見て、休日の明日が天気が良いと知ったら・・・・・
「そうだ、上高地に行こう!」
これができてしまう松本市って、きっと全国の山好きの人からみたら超贅沢な事なんでしょうね。
そんなわけで、ワタクシも二週間前のことですが上高地に行ってきました。
今回はソロでしたので、あえて公共の乗り物で上高地入りです。
松本からは「電車・バス乗り継ぎきっぷ」というのがお得です。特に往復券を購入するとトータルで最大750円お得です。
一人で行くなら、往復のガソリン代に駐車料金、さわんどからの往復のバス代+コーヒーとおやつ、そして断然楽ちんって事を考えると、公共の乗り物のほうがお得なのかもしれませんね。(旅行気分も味わえるし・・・)
さて、通常上高地へ行くなら必ずバスに乗りますが、時間と体力に余裕があるのなら終点の上高地バスターミナルじゃなく、是非とも大正池で下車することをおススメします。
大正池に写り込んだ穂高連峰や焼岳・・・・
せせらぎ沿いに歩く林道
とっても気持ちのいい風景ばかりです。
また、河童橋付近とちがって観光客も少なく、静かな山の風景を見に来たんだって実感します。
だいたい河童橋まで歩くと一時間ぐらいはかかりますが、途中、帝国ホテルとかに立ち寄ってみるのもいいかもしれませんね。
今回の上高地探索は、ここ大正池からスタートしたのでした。
つづく・・・・
2010年11月13日
山のレストラン
上高地で食べたお昼ご飯です。

寒い屋外で食べるカップラーメンは、どうしてこんなに美味しいのだろう・・・・
よく子供の頃、両親に山に連れて行ってもらいましたが、山のお約束は山でラーメンを食べる事でした。
幼い僕は、それが楽しみで山に登っていたような気がします。
当初は、重い真鍮でできた石油コンロ・・・・これを父が背負ってくれました。
そして、山ラーメンを作るのは男の仕事
ひょっとして、料理人ろっきーの原点は、そこにあるのかもしれません。
さて、本日のメニューは・・・・

バローで買ったパン
(何気にバロー本部は多治見です。)
こだわりのカップラーメン
みかん
自家製☆栗の渋皮煮
あま~い紅茶
渋皮煮のシロップがたっぷり入っています。
隠し味は、風に吹かれて舞い降りた、カラマツの葉っぱが入っています。
これで晴れていれば最高のロケーションでした・・・・
でも、寒かったので、逆にカップラーメン、紅茶が美味しく感じましたよ。
寒い屋外で食べるカップラーメンは、どうしてこんなに美味しいのだろう・・・・
よく子供の頃、両親に山に連れて行ってもらいましたが、山のお約束は山でラーメンを食べる事でした。
幼い僕は、それが楽しみで山に登っていたような気がします。
当初は、重い真鍮でできた石油コンロ・・・・これを父が背負ってくれました。
そして、山ラーメンを作るのは男の仕事
ひょっとして、料理人ろっきーの原点は、そこにあるのかもしれません。
さて、本日のメニューは・・・・
バローで買ったパン
(何気にバロー本部は多治見です。)
こだわりのカップラーメン
みかん
自家製☆栗の渋皮煮
あま~い紅茶
渋皮煮のシロップがたっぷり入っています。
隠し味は、風に吹かれて舞い降りた、カラマツの葉っぱが入っています。
これで晴れていれば最高のロケーションでした・・・・
でも、寒かったので、逆にカップラーメン、紅茶が美味しく感じましたよ。
2010年11月11日
上高地
上高地・・・・行ってきたのは11月5日
この日、松本は素晴らしい天気。
高気圧に覆われた日本列島。好天が続きました。
そんな訳で、すっごい期待してバスに乗りました。
乗って数分後・・・
『あっ!!サングラス忘れた』と、忘れ物に気が付く・・・・
軽いトレッキングをしたかったので、大正池で降りましたが、まさかの雨!!!!
ピンポイントで雨を降らした自分が怖いです。
ぴゅ~!! ぴゅ~!! 北風が身にしみるぜ・・・・・
もちろん、サングラスは使いませんでした。
でも、バスから降りた直後は、まだなんとなく雲も高くアルプスの山並みを拝むことができました。
雨は降ったけど、そんな山も好きです。
雨が降ると、この時期は落ち葉から芳醇な香りが立ち込めるんですよね・・・・なんだか養分たっぷりのエキスのような・・・・とても落ち着く香りです。
そして、この、落ち葉たちが森を豊かに育てるんですね。