2015年07月18日

イタリア人気質 パート2

前回の日記 イタリアで大変親切にして下さったジャンルーカシェフに再会したお話しでしたが、随分イタリア留学日記が更新されていませんでした。
そんな訳で、今日はイタリア日記を復活します。

今日は、イタリア人の計算力のお話し・・・・
そういえば、買い物の時、お会計でお札を出したりすると、困った顔をされることが良くあります。
釣り銭が減るということもありますが、レジの人が計算が苦手ということもよくあります。
イタリアでお買い物する時は、よくお釣りを確認しましょうね。

では、本編の日記を・・・・

2月19日
本日はジャンルーカシェフはお休みで、マリーラ スーシェフの授業でした。
私の班の担当はアンティパスト。メニューはブレゼというキッシュのようなタルトのような物でした。
イタリア人気質 パート2



これをいつもの様に人数分に切り分けるわけですが、なんと言いますかイタリア人は算数の苦手な人と、無計画に行動する人がとにかく多い!!
20にカットしなくてはいけないのですが、とりあえず半分にカットして、その半分を勢いだけで8個にカットしようとする。

自分を含め気が付いた人がno!!と言ったけど、おかまいなく8個にカットしてしまった。

しかたがないので、残りの半分を12にカットしましょうと指示のしたけど、言葉が伝わらないプラス12のカットの方法が分からないってなわけで、こんどは9カットにカットしちゃいました。
あら~って思ったら、その次は8カットのブレゼを半分にしはじめる始末。
当然大小ありすぎのカットになっちゃいまいた。しかも結果的に6カットも余ってるし。

そして、バラバラのサイズにカットした張本人が、一番大きいカットのブレゼを食べてるし・・・
イタリア人気質 パート2
そうそう、前回もラビオリを作ったのですが、一人前ラビオリが五個という指示のもと、二十人前作ったわけです。(計100個)
でも、ことあることにラビオリの数を一から数えるんですね。(途中おしゃべりして、何度も数えなおしたり、後、何個作ればいいのかわからなくなり、適当に作って数えなおす・・・)

自分は計算しやすいように一列に五個のラビオリを並べてが二十列作る予定だったんですが・・・
気が付けば列もグヤグチャになるし、何度も数えなおすし。超、非効率的でした。ったくもうイタリア人って人種はもう!

あっ・・・そうそう、結局最終的には100個作ったか作らなかったかわからないまま鍋にラビオリを入れてました。

そして、どうなったって??

盛り付けのお皿に、4個や5個のラビオリがあり、最終的には随分余ってました・・・あは。

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Posted by ろっきー at 11:11│Comments(2)イタリア小話
この記事へのコメント
わかります〜(笑)
大きなお金を出すと、あからさまに嫌な顔を。
その癖がついて、こちらのATMでは全部千円札でおろしてます(笑)
人の名前とかを覚える能力には長けているのにね〜。
不思議です。
Posted by PACEPACE at 2015年07月18日 14:15
>PACEさま。

そうなんです。わかりやすいといいますか、めんどくさがりといいますか、観光客に対してもあからさまに冷たい人とかもいますよね。(特に、確実にお客さんが来るような場所は)

かと思ったら、めちゃくちゃ親切だったり、笑顔だったり・・・・

この、アバウトさが、実はイタリア料理の最大のコツだったりして・・・
Posted by ろっきーろっきー at 2015年07月22日 08:57
 
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